煎餅が入っていた丸い器、捨てるのも勿体無いような、かといって使い道も見つからないということで放置されていた。ふとこの中に石とサツマイモを入れてストーブの上に置いといたらどうだろうという考えが浮かんだ。
中に入れる石を用意するのが面倒だった。庭は石ころだらけとはいえ丁度良い篩がないので小さな飴玉くらいの石で揃えられず不揃い。また石についた泥は案外落ちない。ちょっとがんばって川まで行って拾ってくれば良かったんだけど外は雨。
それでも石焼の準備が終わり芋を入れて数時間。蓋を開けると意外にも甘い臭いがして蒸気が立ち昇った。焦げ目があるとはいえ石焼というより蒸し焼きって感じ。今まで蒸篭で蒸かしたりアルミ箔を巻いてオーブンなど色々とやったことはあるが今回のこの石焼の味が断トツで美味い。適当にやったけど蓋をしておいたのも良かったようだ。何だ神田とローテク恐るべし、だ。
いままで広告が無かったところに最近は広告がある。その広告があることによって消費者が負担する金額が少なくなるという利点はあるかもしれないが何処を見ても広告だらけ。
これを撮ったのは有楽町駅だったかな、向こう側に停まってた電車の外側に広告があった。そのうち都会では何処を見ても広告だらけになりそうだ。お金になるなら何でもアリなんだろうけどやり過ぎ。