【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

歴史を動かす気象の話

2015-09-12 19:38:58 | リラのお気楽ユメ日記



【「水引草(ミズヒキソウ)」】


【「嫁菜(ヨメナ)」】








 「春より霖雨りんう、晴天はまれなり。
6月16日より大雨降り続き、
17日別けて大雨。
千住、浅草、小石川辺出水、
大川端柳橋つる。
小日向大洗せき石垣崩れ、
神田上水水切るヽ」                 
                【「武江年表」 より】









   こちらは昨日、今日と秋晴れになりました。
  秋晴れに感謝しつつも、この度の
  洪水の被害に遭われた方々を思います。

   自然というものは、お天気なら、
  こんなにも穏やかな日常をもたらしてくれるのに、
  一方では凶暴な牙を剥(む)く・・。

   昨日、被害に遭われた方が、前日の被害状況を見ながらも、
  「どこか他人事だった・・」 と話していらっしゃいましたが、
  私などもまさにそう。

   自分だけは大丈夫・・
  こんな気持ちがどこかにあるのでしょうね。
  気を付けなければ。

   今、日本は幕末の頃の気候に
  非常に良く似ているのだそうですね。

   その異常気象が明治維新を早める
  遠因になったとか、ならなかったとか。
  天候が歴史を動かす事は、良くあります。

   引用文は、幕末から遡ること、
  およそ50年前位のものですが、
  この頃から浅間山が噴火したり、
  様々な災害に見舞われたと言います。

   浅間山の噴火などは、
  「天闇(くら)く夜の如く」 だったとか。

   異常気象も然る事ながら、
  世界も色々、騒々しいようです。
  こんな時、庭に咲いた小さな野の花。

   ほっと心和むと同時に、こんな世の中、
  “今” を大切に真剣に生きなければ・・
  と、痛切に思います。何気ない日常に感謝して。


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