【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

妖精の銀の杖

2011-09-16 17:58:17 | 私の手作り夢時間

【モーツァルトを聴きながら~♪】













リンド夫人が編んだ林檎の葉模様の掛け布団と、
これも リンド夫人かぎ針で編んだ
幅広のレースの飾りが付いた枕には
しみ一つなかった・・・
床に敷かれたマリラの手製の敷物・・・
遠い以前のここでの初めての晩、
泣き泣き眠り付いた、小さな孤児の平らな顔を
映した鏡などをアンはいとおしげに眺めた。
                    【「炉辺荘のアン」 第1章】


   





   お天気、そろそろ下り坂との事ですが、
  起床時はいつもの青空。残暑の厳しさも相変わらず。

   ただ南の海上にある台風の影響なのでしょうね。
  風は、かなり強く、しかも湿った南風。
  家の中の風鈴がチリン、チリンと鳴っています。

   普段は、鳴る機会など、ほとんどないのですものね。
  この時とばかり気持ち良さそうに。

   同じく 『アンの世界』 の住人であるエミリーによれば、
  南風は、“灰色の小さな妖精” なんだそうですね。
  あら、又々、妖精。妖精尽くしですこと!

   尤も、こちらではこんな南風は台風の風の事が多く、
  少々気の荒い? 妖精ですね。

   









   





   さて今日の私は、リンド夫人 の部屋へ。
  リンド夫人と言えば、刺子(パッチワーク)のイメージが強いですが、
  今日の引用文にもあるように、レース編みも。

   家事は勿論の事、このような手芸・・
  いいえ彼女には手仕事と言った方が似合いますね。プロ中のプロ。

   そんなリンド夫人にあやかって又々、
  レースを編み始めました。マフラーを。

   ただ、あまり丈の長いものではなく、スカーフ的に使えるもの。
  今は白ですが、出来上がってから紅茶で染めます。

   そうそう、今日のタイトル。
  銀色の鈎針は 「妖精の銀の杖」 なのだそうですよ。

   長さも然る事ながら、(妖精には丁度良い?)
  1本の針から何でも作り出せる、魔法の杖ですものね。

   そう言えば、よく友達から聞かれます。
  「リラは、毛糸は編まないの?」

   ハイ! 私はレースの感触、雰囲気、優雅さが好きなのです。
  庭で野菜を作らない、アン と同じなのかも知れません。

   尤も、これは単なる食わず嫌いかも知れませんね。
  今年は世の風潮に倣(なら)って渋々始めたゴーヤ栽培。
  図(はか)らずもハマりつつある私なのですから。

   お天気の方、先程、パラッと来ましたが、今はやんでいます。
  明日から当分お天気、良くなさそうです。土砂災害、心配ですね。


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