【雨の宝石を纏って】
昨日の雨は、
起床時には上がりました。
天気予報では午前中は雨・・
との事でしたので上がってホッ。
本来なら室内と戸外との優劣に
悩む処ですが、“朝から晴れ”
ですと悩む事はありませんものね。
予定通り出掛けて来ました。
雨が上がってくれれば、
それはもう有り難くて。
これも定番の空気は、ピカピカ光っていますし、
雨粒の宝石を纏った草花は、いつもより数段輝いていますから。
“・・・ 略 ・・・庭は右手にあり、昔風の花が乱雑な中にも
一種の美しさを漂わせて一面に咲いている、
野趣に富んだ場所だった。
私が 薄荷 の床を踏んで行くと、その香りが何か不思議な、
神聖な、厳かな儀式の香のように漂って来た。
私は言うに言われぬ幸福と祝福を感じた。”
【「アンをめぐる人々」 7.】
窓を開けていますと、一面に芳香を漂わせている金木犀。
↑ 上の描写、薄荷と金木犀を入れ替えれば、ピッタリ・・
~なんて一人悦に入っています。
その金木犀、まだまだ雨で落ちる事はなく、健在。ここでも、ホッ。
ところで今は街全体が金木犀の香りで一杯です。
まさに 「香料の生える街」。
そうそう冒頭の写真。
今朝も蝶を初め、小さな来客がひっきりなしです。今日は蜂も。
朝のテレビでやっていましたが、
最近、日本の秋の風物詩である 「赤蜻蛉」 が、
その数をぐっと減らしているそうですね。
そう言えば私も今年は、赤蜻蛉見ていません。
他の蜻蛉は、それこそ沢山見たのですが・・。
温暖化だけではなく、減反で田圃が減った事も原因のようです。
又、農薬の種類によってもその差は歴然としているとか。
原因が分かった今、何とか増えて欲しいですね。
日本の秋を失うなんて嫌ですもの。
「悪(あ)しき隣人」 は困りますが、
赤蜻蛉のような 「小さな隣人」 は、大歓迎です。
※ 昨日もお伝えしましたように、明日(11日)は、ブログお休みさせて頂きます。
5枚目はハイビスカスですか?
とても美しいです。
北海道では金木犀をみかけません。
香りに包まれたいです~
こんにちは~! きたあかりさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
>5枚目はハイビスカスですか?
ハイ~! 今日も2輪、咲いています。
きたあかりさんに美しいと言って頂いて、ハイビスカスも喜んでいると思います。
金木犀・・もうそろそろ終わりです。
『日本のアンの世界』 には、金木犀に代わるもの沢山ありますもの。
でもこの金木犀、寒さにも強そうですけれど。不思議ですね~。