アンはいつも日の出前の、 妖精と昔の神々のものであるあの神秘的な 30分 に間に合うよう早く起きるのが好きだった。 アンは教会の尖塔の後ろだけ金色の、 薄い薔薇色の朝空や砂丘の上に広がる薄い 半透明の日の出の輝き、村の家々の屋根から 勢い良く渦巻きながら立ち昇り始める 煙を眺めるのが好きだった。 【「炉辺荘のアン」 第15章】 |
こちらの日の出前の、
“妖精と昔の神々のものである神秘的な30分” は、こんな空になりました。
それにしても慌ただしい朝の時間も、言い方一つでロマンティックですこと!
昨日の変わらない真珠色の空と違って、刻々と変わる今日の空。
こんな刹那の空は、空気が澄んでいる今の季節だからこそ。
まさに空の芸術ですね。
さて、私は今日も道草です。
いつも横目で眺めて通るだけのこのお店。
何年振りでしょう、こんな風に写真に撮るのは。
瀟洒(しょうしゃ)な住宅が立ち並ぶ、
住宅地の急な坂道を降りた所の角にあります。
ふとパリの街角にでも迷い込んだような空間。
案の定と言いますか・・お店の前には、
“シャンソン教室生徒募集” の張り紙も。
折しも、どこからか枯葉が、ひらひら舞い落ちて来て。
それが結構絵になります。つい 「枯葉よ・・」 ~なんて口ずさんでみたり。
「枯葉」 と言えば、イヴ・モンタンでしょうか・・。
そうそう裏側に廻ると螺旋(らせん)階段があります。
これにも、ビッシリ蔦が絡まって。何と趣きがあるのでしょう。
「想像の余地」、いつにも増してフル回転だった事を付け加えて置きます。
空、とても素敵ですね
蔦、すごいです!
このお店、長く愛されているのですね~
いつも温かいコメント、有り難う~!
今日は変わり映えしない空でしたけれど、一昨日はホント、刹那の空でした~。
アンの好きな忍冬(スイカズラ)や、蔦の絡まる家って、
ロマンティックですものね。~。
憧れですけれど、なかなか真似も出来ません。(笑)