【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

木魂の桜径

2016-04-12 18:12:18 | レトロ(素敵)な空間~散策
















ニューブリッジの人々が
「並木道」 と呼んでいるこの道は
長さ4、500ヤードで、何年か前に、
ある風変わりな農夫が植えた
巨大な林檎の木が、
ぎっしりと枝々を差し交わして立ち並んでいた。
頭上には香り高い、雪のような花が
長い天蓋てんがいのように続いていた。
枝の下には紫色の薄暮が一面に立ち込め、
遥か先の方に、寺院の通路の外れにある
大きな薔薇形窓のように、
夕焼け空が輝いていた。
                    【「赤毛のアン」 第2章】










   一昨日の初夏の陽気から一転して(昨日、今日と)3月の気候に。
  こんな天候のせいか、今年はジャスミンが不調。

   まだ浅き春、幸先よろしく赤い新芽を出していましたのに。
  あろうことか枝先が茶色になって枯れています。

   これでは昨年までのような辺り一面、
  溢れる芳香とはならないでしょう。こればかりはショックで。

   おまけに今年は、戸外で冬を越していた、
  地植えのローズゼラニウムも駄目にしてしまいました。
  意外に寒かったのかも知れませんね。

   体感的には、いつもと同じように感じていたのですが。
  とは言え、こちらは凄い生命力。再び下からぐんぐんと葉っぱを付けています。
  突き上げるような新芽の勢い。

   惜しむらくは花の数。株が新しければ、
  昨年までのような花数は期待出来ません。再び一から出直しです。




                                   【花びらの絨毯】
   さて、こちらは
  昨日の桜。

   例年なら花が終われば、
  一気に葉桜・・の筈が、
  意外に長持ちしています。

   さしずめ、『アンの世界』
  なら 「歓喜の白路」。

   いいえ、
  「歓喜の桜径」。

   尤も、相当、
  無理がありますけれど。

   こういう時こそ、
  「想像の余地」 を。

   ところで最近では、
  美しい桜も
  所によっては
  敬遠されることも。

   特に住宅街に隣接する桜は。
  こちらの桜も例外ではありません。

   そうそう、ジャスミンはもう一つになってしまいましたが、
  木香薔薇は大丈夫。たわわに花芽を付けています。

   他は、まだまだ蕾ですが、一番花が咲きました。
  良くしたもので、この木香薔薇がジャスミンの代わりをしてくれそうです。   








   


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