ニューブリッジの人々が 「並木道」 と呼んでいるこの道は 長さ4、500ヤードで、何年か前に、 ある風変わりな農夫が植えた 巨大な林檎の木が、 ぎっしりと枝々を差し交わして立ち並んでいた。 頭上には香り高い、雪のような花が 長い天蓋のように続いていた。 枝の下には紫色の薄暮が一面に立ち込め、 遥か先の方に、寺院の通路の外れにある 大きな薔薇形窓のように、 夕焼け空が輝いていた。 【「赤毛のアン」 第2章】 |
一昨日の初夏の陽気から一転して(昨日、今日と)3月の気候に。
こんな天候のせいか、今年はジャスミンが不調。
まだ浅き春、幸先よろしく赤い新芽を出していましたのに。
あろうことか枝先が茶色になって枯れています。
これでは昨年までのような辺り一面、
溢れる芳香とはならないでしょう。こればかりはショックで。
おまけに今年は、戸外で冬を越していた、
地植えのローズゼラニウムも駄目にしてしまいました。
意外に寒かったのかも知れませんね。
体感的には、いつもと同じように感じていたのですが。
とは言え、こちらは凄い生命力。再び下からぐんぐんと葉っぱを付けています。
突き上げるような新芽の勢い。
惜しむらくは花の数。株が新しければ、
昨年までのような花数は期待出来ません。再び一から出直しです。
【花びらの絨毯】
さて、こちらは
昨日の桜。
例年なら花が終われば、
一気に葉桜・・の筈が、
意外に長持ちしています。
さしずめ、『アンの世界』
なら 「歓喜の白路」。
いいえ、
「歓喜の桜径」。
尤も、相当、
無理がありますけれど。
こういう時こそ、
「想像の余地」 を。
ところで最近では、
美しい桜も
所によっては
敬遠されることも。
特に住宅街に隣接する桜は。
こちらの桜も例外ではありません。
そうそう、ジャスミンはもう一つになってしまいましたが、
木香薔薇は大丈夫。たわわに花芽を付けています。
他は、まだまだ蕾ですが、一番花が咲きました。
良くしたもので、この木香薔薇がジャスミンの代わりをしてくれそうです。
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