【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花占いの花

2010-04-20 17:05:17 | 香る庭の花綴り




   天気予報通り、
  早くも雨となりました。

   断続的な雨。
  寧(むし)ろ、止んでいる時の方が
  多いのかも知れません。

   起床時の気温は18度。暖かい雨。
  ただ日射しがない分、
  私には幾分肌寒く感じられますが・・。

   そんな中、何とコスモスが開花。
  しかも他にも蕾を沢山付けています。

   コスモスだけは相性が悪く?
  これまで何度も育てては、
  駄目にしていた私ですのに。
  不思議な事もあるものですね。

   さて、そんなこんなで・・。
  庭の花(地植え)に気持ちを
  奪われている間に、玄関側の鉢花の方は、すっかりご無沙汰です。

   毎年の事ながらこの季節、三色菫は鉢からこぼれんばかりに咲き、
  まだ浅い春にいち早く咲いたデージーは、同じく身を乗り出さんばかり。
  そんな花達を何気に、ボ~ッと眺めていたものです。
  
   「映画の世界」 などでは、これらの花をさり気なく髪や洋服の胸に挿したり・・。
  なぜか、そんなシーンが脳裏をよぎっていました。
  
   案の定、こんな記述を 『アンの世界』 に見つけました。
  こんな遊び心って、いいですね。やはり素敵です。
  
   “・・・ 略 ・・・ 黄色い 三色菫 が1輪、髪から抜けて
  敷居の外へ 金色の流れ星のように 落ちて行った。
  ・・・ 略 ・・・ ミス・オリバーがこの秘蔵っ子の髪に飾るために
  三色菫の小さな花輪を編んでやったのだった。”

                                       【「アンの娘リラ」 第3章】

   ところで、「デージー」 も 「マーガレット」 も恋占いの花として有名ですね。
  花言葉もデージーが、“あなたと同じ気持ちです”、
  マーガレットに至っては、そのものズバリ “恋を占う・真実の愛”。

   「コスモス」も、“乙女のまごころ” ですから、それらしき花ではありますね。
  それにしても花びら1枚、1枚、「好き・・、嫌い・・」 なんて呟きながら、
  心を込めて引き抜き、風に飛ばす・・。

   何とロマンティックなのでしょう。
  時代が変わっても、こんな気持ち・・大切にしたいですね。   


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