身を刺すような東風が 口やかましい老婆 のように、 炉辺荘の周りを唸っていた。 【「炉辺荘のアン」 41章】 |
窓を叩きつけるような風雨で目覚めたのは
一体、何時頃だったでしょう。
もう一度目覚めた午前5時過ぎにも、
まだ相当荒れていたように思います。
今回に限って植木鉢をそのままにしていた私。
夢現(うつつ)に、その事が後悔となって浮かんでは消え。
それでも眠りの誘惑には勝てません。
幸い、こちらは何事もありませんでしたが、
皆様の所は如何だったでしょうか。
鉢は、プラスチックの小さな鉢でしたし、
伸び切った植物は普段の水やりでも倒れる事もあるほど。
それでも台の上に、ちょこんと載っていました。
何でも最近の風雨の傾向は、
ピンポイント攻撃だとか。何となく分かる気がします。
大きな被害も出ているようですね。
又々、「これまでに経験のない大雨」 だったとか。
これほどとは思っていませんでしたから
テレビを付けて、びっくりした次第です。
被害に遭われた方には心より御見舞申し上げます。
それにしても台風一過の言葉通り、
今では、お天気はすっかり回復。青空が戻って来ています。
いつの間にか風も湿った風から、カラッとした爽やかな風に。
自然の持つ変わり身の早さに、タジタジです。
さて、今日の写真。
私は部屋のあちこちに香りの棚を設けています。
そこには永遠の名残花(なごりばな)、
ポプリを置いたり、はたまた石鹸などを。
それらを好みの硝子瓶に入れたり、
サシェ(香り袋)に入れて吊り下げたり。
時には、庭から採って来たローズマリーやラベンダーを
くるくると巻いただけの簡単なリースを飾ったり。
(今日のサシェの掛かっている場所)
枝が丈夫なこれらは、特にピッタリです。
又、テーブル飾りやワインボトルなどに掛けてもいいですね。
必要があれば、手軽に料理にも使えて便利です。
ふと見上げた台風一過の黄昏の空は、18時10分頃。
墨絵のように美しくて思わずパチリ。電線が邪魔ですが。
それにしても日が沈むのが早くなりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます