【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋に抱かれて

2015-10-22 19:34:35 | 四季のスケッチ







【庭の片隅の秋】










 以前より早く四季が経つような気がする。   
真っ直ぐの国の隅でキリン草は白くなり、
毎朝地面には霜が
銀色のスカーフのように拡がる。
「谷を渡る」 夕風は心を締め付けて探り、
愛して失ったものを求めて空しく妖精を呼ぶ。
なぜならば妖精の国の人々は
南の国へ行ってしまわなければ、
樅の木の間か羊歯の根元に
隠れているからである。        
                 【「エミリーはのぼる」 第19章】








   起床時こそ太陽が出ていましたが、
  午前中は珍しく真珠色の空に。

   尤も午後には再び太陽も。
  空同様、相変わらず暖かさも持続しています。









【インウォールクラータの彩り葉】


【秋色の机】



                                 【インウォールクラータの花】
   さて、日中と
  朝晩の気温差が
  大きくなると、
  いよいよ紅葉の
  出番ですね。

   これまでも折に
  触れ、庭の片隅の
  かそけき秋を
  お伝えして来ました。

   淡い色からより
  彩り豊かに。

   良くしたもので、
  居ながらにして
  変遷して行くサマを
  感じる事が出来ます。

   今の所、茜色と
  言うより黄金色の方が
  勝っていますね。

   そうそう前回、
  蕾だったインウォールクラークが
  開花して随分、経ちました。

   この花の葉っぱは、晩夏に一度、虫に食われて、
  まるで切絵細工のようになったものですが、
  花の開花と共に、見事に再生。
  それは魔法のようです。

   そして今度は、根元から紅葉。
  何とも趣きのある色になっています。

   自然の成せる業(わざ)って、凄いですね。
  今度は、熟した秋が楽しみです。