【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

風を誘う香り花 の季節

2015-10-09 23:57:07 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編














 「ああ、マリラ、
世界に10月という月のあることが、
あたし嬉しくてたまらないわ。
もし9月から、
ぽんと11月に飛んでしまうのだったら、
どんなにつまらないでしょうね。
まあ、このかえでの枝を見てちょうだい。
スリルを感じないこと? ――
続けざまに、ぞくぞく、
ぞくぞくっとしないこと?
あたしの部屋に挿して置こうと思うのよ」                 
                   【「赤毛のアン」 第16章】









   連日、爽やかな秋晴れが続きます。
  今日は、我家の金木犀が蕾を付けているのを発見。

   そう言えば2、3日前にも、ふと甘い香りを
  嗅(か)いだような気がしたものです。
  あれは、気のせいではなかったのですね。

   となれば、これから暫くは町中がこの香りで
  包まれることになりましょう。

   いよいよ春のジャスミンと共に、
  自然が放つ、二大アロマの一つ、金木犀の季節の到来です。



















     さて、そんな今日。
    お隣から美味しいかりん糖を頂きました。
    製造元の 「利休堂」 は、お隣のご実家。

     となれば、ちょっと久し振り、
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
    開店と致しましょう。

   ところで、こちらのお菓子。
  黒砂糖の程良い甘さと香ばしさが、
  お口の中でとろけます。どこか郷愁を誘う味。

   味わって頂いた、珈琲の後ですから、昆布茶で。
  (そうそう珈琲は、「ホンジェラス」を頂きました)
  コップは、萩焼。金木犀の香りと共に、至福の時間です。