【二つ並んで】
【手作りのネックレスを入れましょうか・・】
10月になると、エバン夫人は 掛け布団の仕立てに取りかかった。 それは、アヴォンリーでは大変豪華な柄と 思われている 「ライジングスター」 模様の布地であった。 (中略) 紅白の菱形の布を縫い合わせながら、 エバン夫人はこの掛け布団が ニューブリッジの家の客用寝室のベッドに 掛けてあり、自分がセーラを訪ねて行った時、 その上に帽子や肩掛けを置く所を想像して、 良い気持ちになっていた。 【「アンをめぐる人々」 9.】 |
こちらは今日も良いお天気になりました。
連日の秋晴れ。
一時ほどの汗ばむ陽気ではないけれど、
それでも10月の終わりにしては暖かい毎日が続いています。
10月もあれよ、あれよと言う間に後、3日。
今年も1年が駆け足で過ぎようとしています。
これから日を追って益々、速度を増すのでしょう。
疾走となる前に、何とかくい止めねば。
【和袋と帯】
【薔薇のコサージュ】
さて、昨日から
和にどっぷり。
いつか作ろうと
溜めていた藍の古裂
(ふるぎれ)で、
袋を作ってみました。
秋に袋物・・は
今一つですが、
針仕事は、やはり
夜長の今が一番
ですものね。
尤も、こんな袋
一つ作った所で、
肝心の布は減る
どころか、ただ、
取り散らかしだけで
終わったようです。
これでは何をして
いるのか分かりません。
柄だって豪華な
ライジングスター
ではありません。
(四角形を半分に切った)
単純な三角形を繋ぎ合わせただけの代物ですし。
急遽(きゅうきょ)、藍の布ではありませんが、
これも端裂(はぎれ)で薔薇のコサージュを。
これで少しは面目躍如? です。
袋は、作れば作ったで何を入れようか迷う所ですが、
ちょっとした、ジュエリーなどは如何でしょう。
ただ、中身が見えないのが欠点ですけれど。
もう一つのコサージュの方は、
結構、使う機会があります。沢山作ってプレゼントにも。
おまけにこんな布でしたら、
気楽に普段遣い出来るというものです。
後、色違いの布で作る事にしましょうか・・。