【庭の片隅の秋】
以前より早く四季が経つような気がする。 真っ直ぐの国の隅でキリン草は白くなり、 毎朝地面には霜が 銀色のスカーフのように拡がる。 「谷を渡る」 夕風は心を締め付けて探り、 愛して失ったものを求めて空しく妖精を呼ぶ。 なぜならば妖精の国の人々は 南の国へ行ってしまわなければ、 樅の木の間か羊歯の根元に 隠れているからである。 【「エミリーはのぼる」 第19章】 |
起床時こそ太陽が出ていましたが、
午前中は珍しく真珠色の空に。
尤も午後には再び太陽も。
空同様、相変わらず暖かさも持続しています。
【インウォールクラータの彩り葉】
【秋色の机】
【インウォールクラータの花】
さて、日中と
朝晩の気温差が
大きくなると、
いよいよ紅葉の
出番ですね。
これまでも折に
触れ、庭の片隅の
かそけき秋を
お伝えして来ました。
淡い色からより
彩り豊かに。
良くしたもので、
居ながらにして
変遷して行くサマを
感じる事が出来ます。
今の所、茜色と
言うより黄金色の方が
勝っていますね。
そうそう前回、
蕾だったインウォールクラークが
開花して随分、経ちました。
この花の葉っぱは、晩夏に一度、虫に食われて、
まるで切絵細工のようになったものですが、
花の開花と共に、見事に再生。
それは魔法のようです。
そして今度は、根元から紅葉。
何とも趣きのある色になっています。
自然の成せる業(わざ)って、凄いですね。
今度は、熟した秋が楽しみです。
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