「玄関の扉から すぐ庭に出られるようになっているが、 もう一つ入口があるんだ ―― 2本の樅の木の間に渡した小さな木戸がね。 蝶番は一方の木の幹に付いており、 掛け金はもう一方の幹にね。 枝は頭の上でアーチを作っているんだよ」 【「アンの夢の家」 第2章】 |
猛暑が続きます。
起床後、締め切った真っ暗な寝室から、
室外に一歩出ると、途端にムッとした熱気。
既に、カ~ッと照り付けた太陽が容赦なく襲います。
同時に蝉(せみ)のシャワー。
一日の初めからこんな調子ですと、
何だかガックリですね。そこは気を取り直して。
“そうだ、庭の朝顔を見なくちゃ”
~とばかり、直行です。
昨日は、
最高気温が36度。
京都は39度を
越えたとか。
恐らく今日も
同じ位でしょう。
36度とか37度とか
一昔前なら、これが
気温だなんて
信じられないような
数字が並んでいます。
おまけに、たいして
驚いていない自分自身
にも呆れる始末。
それでも早朝は、
まだまだしのげます。
肝心の朝顔は・・。
遥かアーチの上に
ちょこんと乗っかって。
そう言えば、
今日も 『アンの世界』 に。
相変わらず、「想像の余地」 がたっぷりです。
しかも今日のように早朝でしたなら・・。
ほんの少しだけ、『アンの世界』 に近付いた気がします。
小規模ながら、アーチフェンスの上には、
もう一つの枝のアーチを木香薔薇が作ってくれていますし、
入口には、ジャスミンが。
いつかの、チロリアンランプ(アブチロン)も植えました。
花が咲くのは1、2年かかるそうですが、
株は大分、大きくなって来ました。
今日の小さなお客様は、シジミ。
このシジミは、ユリオブスデージーが定席。
揚羽蝶はセージですし、面白いですね。
最後に。
昨年は、いつまでも美しい色を保っていた紫陽花が、
今年はいけません。茶色になって来ました。
それだけ暑いという事なのでしょうか・・。