絵の好きな友人たち4人で旧古河庭園にスケッチに出かけました。
西洋と日本が調和する旧古河庭園は歴史的な名園ですが、斜面と低地という地形を活かした洋風な設計が素敵です。
小高い丘にある洋館、斜面の西洋庭園、低地に日本庭園というお洒落な造りは絵になりますね。
当時の頃の建物は現存していませんが、設計者は英国人建築家のジョサイア・コンドル氏です。
明治から大正にかけて、鹿鳴館・ニコライ堂・旧岩崎庭園洋館など手がけ日本の建築界の発展に貢献された方なんですね。
日本庭園の中心は心字池。心の字に似せて鞍馬平石や伊予青石などで造られた池。
優雅な曲線美に癒されますね。正面には荒磯、雪見灯籠、枯滝、石組み、背後には築山がみられます。
テラス式の洋風庭園は、春と秋に大輪のバラが咲き、背景が洋館なので異国情緒豊かです。
庭園では、ピンク色したアンジェラがちょうど満開でした。小さな花弁がたわわに揺れて可憐なバラですね。
私の庭にも植えてみたいけど害虫や病気に耐えられる品種かな?
雨に濡れた大輪の赤いバラ、情熱的なその赤に見ているだけで心が華やぎます。
園内に咲くバラには全部に名前が付いていますが、メモしないととても記憶出来ません。
ふんわりと薄いピンク帯びた白バラ。ちいさな蕾たちも花開く日を夢見ているのでしょうか。
今にも降り出しそうな雨にスケッチできなくて、 庭園散策で終わりましたが、園内に咲くバラはどれもみな華やかで気品があり
華やかさと気品・・・バラの美しさに魅せられて今宵はバラの妖精にでもなりたい気分です。(笑)