5月も終わりに近づき、季節は春から夏へと加速始める頃
従妹と一緒に長崎のハウステンボスへ出かけました。
6つ下の従妹とは、小さい頃から姉妹のように遊んでいました。
従妹は花に例えると、ひまわりのような感じで、雨に濡れて咲く紫陽花が好きな私は
従妹の明るさが時には眩しく感じていました。
庭園に咲く百万本の薔薇は、母との永遠の別れに沈みがちな心を
癒やしてくれました。花が風に揺れるたびに千の風になったのだと
そう思うようになりました。
薔薇のトンネル
東京デイズニーランドとほぼ変わらない敷地の広さを誇るハウステンボスは
何処を見てもヨーロッパの雰囲気です。
8年間の赤字経営を1年で黒字に変えたオーナー
その情熱と辣腕に驚いています。
広い敷地には、百万本の薔薇が咲いていると言っても過言ではないと思うほど
品種も多く、こんなに沢山の薔薇に包まれたのは初めてでした。
毎年5月には、この素晴らしい庭園を歩きに来たいと思いました。
見事な薔薇のアーチに蜂が嬉しそうに
密を探し求めて飛び回っていました。
蜂さんにとっては、楽園なのでしょうね。
美術館前で、従妹と
思い出は いつも ふとしたことから 始まって
ふと 消えていくので 消えて行かないように
しっかりと 胸の奥に 仕舞い込んでいようと思います