京都~琵琶湖~近江散策2泊3日の旅は、忘れることのない
心に残る旅になりました。
滋賀県の面積の6分の1という、大きな湖の琵琶湖。
眺めていると海のように感じます。
今もロマンを秘めて眠る琵琶湖。京の都に近いこのエリアは
歴史の宝庫ですね。
数年前に訪れた時は、大津~石山の湖南を歩きました。
今回は、近江商人発祥の地、近江八幡~長浜の湖東エリアの散策です。
琵琶湖から京都は近いので、琵琶湖へ行く前日に、
京都に住む学生時代の親友Y子と会って
京都の街を歩きました。
青春時代を共に過ごしてきたので、何も語らなくても分かり合える居心地の良さがあります。
Y子と私 二寧坂から見える五重塔
修学旅行生で混雑する清水寺を後にして、人影もまばらな二寧坂を歩きました。
二寧坂界隈の、古都らしい雰囲気は、遙か昔の時代へと思いを馳せてくれます。
振り返り、振り返り、五重の塔を見送りながら、二寧坂から鴨川へ向かいました。
夏の風物詩の川床。川のせせらぎと涼を間近に感じながら
お料理を楽しむ京ならではの過ごし方かも知れません。
夕暮れ時の鴨川は、納涼祭にはまだ早くて静かな佇まいでした。
翌日、京都から琵琶湖線に乗り、旅仲間との待ち合わせのJR近江八幡駅へ。
琵琶湖湖畔
たねやの2階席でランチ
近江にあるバームクーヘンの美味しいクラブハリエのカフェでのティタイムでは
紅茶とバームクーヘンを戴きました。
カフェから見えるお庭は、四季の花が咲き乱れて、それは、ファンタジックな世界でした
長浜城址公園で、風に揺れるすみれの花
旅仲間のお誘いで、琵琶湖~長浜の散策は、また、賑やかな輪となって
楽しい時間を共有できました。
お泊まりはエキシブ琵琶湖。
テラスからの眺めは、多少霞みがかっていましたが、
蒼い空と、湖という抜群のロケーションは、とてもロマンティックです。
関西の旅仲間と歩いた琵琶湖は、母との永遠の別れの悲しみを忘れさせてくれました。
初めて会った方とも仲良くなれて、思い出に残る旅でした。
その昔、小谷城だった(長浜市湖北町)からそのまま移し、
信長の一文字から長浜城となり、
秀吉が最初に築いた居城で知られていますが、
その前に、激動の時代に翻弄された浅井三姉妹の事を思うと、胸が切なくなります。
まるでドラマのような浅井三姉妹の生涯に、歴史の重さを感じます。
レトロモダンな長浜の町並みは、黒壁スクエアが定番の観光スポットです。
当時の面影や名残りを感じる建物(文化財)があります。
現在の天守は犬山城や伏見城をモデルに模擬復元されています。
長浜城の資材の殆どは、彦根城に移され、現在は
市立長浜城歴史博物館として運営されています。
長浜城の天守からの景色は、実に風光明媚で
秀吉の天下取りへの夢が、羽ばたき始めたことでしょう。
(写真の一部を友人から拝借しています)