陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

香りで自律神経バランスを整えよう!

2023-05-01 17:49:50 | 香り活用法

長い人だと先月29日の土曜日から、今度の日曜日まで9連休となるGW!
今朝窓を開けたら近所の小学生がランドセルを背負って駆けて行くのを見て、「そうだ~、今日は平日なのね」と気づきまた。ダンナも娘も9連休なので、お休みモードの朝でした。

きっと3日水曜日から連休に突入する人が多そうですね。どこへ行っても混んでいるし、出かけなくても家族がいる主婦はダンナも子どももずーーーっと家にいてむしろ疲れる・・・って感じる方が多いのでは?私はそのくちです。

前回のblogで触れましたが、5月はメンタルの不調を訴える方が増える時期といわれています。
自分の意思でコントロールできない自律神経の不調が大きく関わっています。
自律神経には緊張・興奮時に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経の2つが交互に働いています。
4月は学生の方は新しい学年になり、担任や友達関係が変わったり、小学校から中学、中学から高校、高校から大学といった大きな環境変化があった方もいたり、新しい人間関係を築くスタートの月となります。
また学生から社会人になり、今までとは全く違った生活が始まる人もいます。
慣れないスーツ、履き慣れない靴を履いての毎日の通勤だけでヘトヘトになる方もいるでしょう。
異動や転勤で住んだことのない新しい土地に行く人もいることでしょう。
4月は新しい環境に馴染もうと自分では思っている以上に頑張ってしまう方が多いのだと思います。
その疲れがこのGWのお休みの頃、または休み明けにドドドっと押し寄せてきてしまうと考えられています。

4月は多くの方が新しい環境で緊張状態に身を置いています。
長い間ストレスにさらされるということは、常に交感神経が優位になっている状態といえます。
体はアドレナリンなどの物質を出し血管を収縮させて心臓の拍動を増やし血圧を上げて血流を保とうとします。
血管が収縮した状態が長く続くと血流に影響がでますよね。肩こりはこういったストレス状態が起因している場合もあります。
ストレスで腸の調子が悪くなる方も多いです。
便秘の原因の一つにストレスが挙げられますが、腸の働きは副交感神経が司っています。
常に交感神経が優位で副交感神経のスイッチに切り替わらない・・・、腸の働きが鈍り便秘がちになります。
不眠もストレスが原因のことが多いですね。
常に戦闘モードの交感神経が優位にある状態だと眠りにつくことが難しくなります。

ちょっと難しい話をしてしまいましたが、この交感神経と副交感神経のバランスを保つことがとても
大切ということは理解していただけたでしょうか?

バランスを整えるための方法の一つとしてアロマテラピーが挙げられます。

香りを捉えるために必要な私たちの鼻は脳までの距離が短く、脳への反応が生じるまでわずか数秒、数十秒と言われています。
直接脳への刺激を与えることができるのは、五感の中で嗅覚だけ!
香りの成分は自律神経をコントロールしている視床下部や記憶を司る海馬の活性化にも一役買い、コルチゾールというストレスホルモンを減少させストレスを緩和してくれるのです。

まずは夜、香りを使ってみてください。
夜は副交感神経を優位にして、質の良い睡眠をとるようにしたいですよね。
何度もblogで書いていますが香りを簡単に取り入れやすく、効果が出やすいのはお風呂。
岩塩などの自然塩ひとつかみに精油を8~12滴ほど落として湯船に入れてください。
肌への刺激も少なく、取り入れやすく、買いやすい香りはやっぱりラベンダー。
精油は1種類で使用するより、数種類をブレンドして使ったほうが相乗効果があります。

私のおすすめブレンドは3つの精油のブレンド。
ラベンダー3滴
ゼラニウム2滴
スィートオレンジ3~5滴

精油は安いものではありません。3種類買っても・・と躊躇される方も多いと思います。
そんな方はまずはラベンダーを1本手元においてみましょう。
ラベンダーの主成分であるリナロールはリラックス効果抜群の成分。
不安を緩和してくれます。
ぜひお試しあれ~。



 

 


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