陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

お客様が訴えるツライ症状

2008-07-28 14:59:29 | その他いろいろ

今日は今までサロンにいらしてくださったお客様が訴えるツライ症状について
書きたいと思います。

まず一番多い悩みが「冷え」です。次いで「むくみ」となっています。

冷えは感じていない・・とおっしゃる方でも、実際トリートメントしてからだに
触れるとお腹~腰、臀部にかけて冷えていらっしゃる方が多いのです。

冷えは万病のもと・・とよく言いますが、冷えが原因で肩こり、生理不順などが
おきているともいわれています。ただ、冷えひとつが原因とはなかなか言えない
と思います。睡眠や食事、運動といったライフスタイルなど、様々な原因が重なり
あってからだの不調がおきているのではないでしょうか・・・。

まず自分の冷えが主に何が原因となっているのか・・・考えてみる必要があると
思います。物事は何でもうそうですが、原因があるからその結果が生まれている
訳で、原因を取り除かずにあれやこれや試してみても効果があらわれない、
もしくは一時改善してもまたすぐに戻る・・・の繰り返しになってしまいます。

からだが冷えているとまず血液は大切な内臓を温めようと、お腹に集まると
いわれています。手足が冷えている人はお腹周り全体が冷えている人が
ほとんどです。内臓にまわってしまうので、手足の末端まで温かい血液が
届けられないのです。
それから低血圧の方=心臓からからだ全体に血液を送り出す力(ポンプ作用)
が弱い方もいらっしゃいます。貧血の方=血液量が足りない、自律神経の乱れ、
ホルモンバランスの乱れが原因の方もいます。

自律神経は体温調節に大きく関わっていますが、自律神経はストレスの影響
を受けやすいのです。そしてホルモンの分泌を調節する下垂体とも密接に
かかわり、生理・妊娠・出産・閉経などホルモンバランスの乱れが自律神経
にも影響を及ぼし、冷えの原因となっていることもあります。

主な原因を知り、それを改善することによって、少しずつ冷えから解放される
といいですね。

もし冷たいものばかり食事で摂っているなら、からだを温める食事に・・。
例えば生野菜ではなく、蒸した野菜、スープにする、常温でお水は飲む・・
など。血液がドロドロしていて流れが悪いなら、オリーブ油などオレイン酸が
豊富な油でドレッシングを作る、パンにはバターではなく、オリーブ油をつ
けて食べるのもいいですね。
どんなに暑い日でも夜はぬるめのお湯で半身浴する。朝、寝る前にストレッチ
をする・・など。まずはどれかひとつやってみてはいかがでしょうか?

ぜひ自律神経、ホルモンバランスをとるためにアロマも利用してみてくださいね。

そしてむくみ。
むくみは血液の血漿という成分が細胞間にしみでて、再度血液の中に戻れなく
なっている状態です。夏場はとくに体温を下げようと血管が拡張しているので、
血漿がしみだしやすく、むくみを感じることが多くなっているかもしれません。
そして筋肉の収縮が血漿を血管内に戻すのに重要な役割を担っていますが、
女性は筋肉が少ないため、男性に比べてむくみの症状を訴える人が多いの
です。冷えとも大きく関わっているため、からだを冷やさないこと、そして
運動をして筋肉を動かすことが大切です。

次回は次に訴えの多い肩こりについて書きますね。


レモンの実とミントの花

2008-07-26 17:08:12 | その他いろいろ

サロンの外階段を上がった所に、いくつか鉢植えを置いてあります。
ミントは暑さにも負けず、グングン伸びています。
本当は新芽のところで切ってあげたらいいのだけれど、そのままにしておいたら
お花が咲いてしまいました。
            
                
そして、レモンの木にも実が2つなっているのを発見!

            
大きく成長してくれるのが今から楽しみです。
ただ、鳥にすぐ食べられてしまうので、気を付けないと!


虫除けスプレーセミナーレポート

2008-07-18 16:44:02 | セミナーレポート

昨日、仙川にある親子カフェ「ディア・マザー」にて午前10時より
虫除けスプレーのセミナーを行いました。

数名欠席がありましたが、8名出席してくださり、和気あいあいと1時間という
短い時間ではありましたが、私自身も楽しくセミナーをすることが
できました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
みなさん小さいお子様がいらっしゃるので、ちょっとした気分転換に
なり、楽しいひとときを過ごしていただけていたら、私も嬉しく思います。

話しに夢中で、またまた写真を撮るのをうっかりしてしまいました。
いつもセミナーのときに忘れてしまう私です。

もし何か質問などありましたら、ブログでも、電話でも、メールでも
お問い合わせいただければ・・と思います。

また今後、サロン内でも少人数のセミナーを企画していこうと
考えております。
妊婦さん向け、小さいお子さんをお持ちのママ向けのアロマや、
スキンケアの美肌塾など・・・。
9月頃から少しずつ始めていけたら・・と思っています。

また決めましたら、ブログにて告知していきますね。


 


虫除けセミナー in ディアマザー、 明日です。

2008-07-16 00:40:40 | セミナーのご案内
明日仙川にある親子カフェ「ディア・マザー」にて
精油を使って作る虫除けスプレーのセミナーをいたします。

以前にもブログで告知させていただきました。
今週はじめに、定員いっぱいになったとのご連絡をディアマザーさんから
いただきました。
今回お断りさせていただいた方がいましたら、この場を借りてお詫びさせて
いただきます。また何かの機会にご一緒できることを願っております。

そして明日お申し込みいただいている皆さん、お会いできるのを楽しみに
しております。1時間という短い時間ですが、楽しいひとときをご一緒に
過ごせたら・・・と思っております。

またセミナーのご報告も近々にアップしたいと思っております。

葉酸と二分脊椎

2008-07-09 01:47:59 | マタニティー・産後

昨日の日経新聞の夕刊に載っていた記事のご紹介です。

「二分脊椎」という赤ちゃんの病気が増え続けているとのこと。
妊娠中に母親が「葉酸」を摂取することで、この病気にかかるリスクが
大幅に低下できると書かれていました。

葉酸の摂取が大事だというのは、私が妊娠した5年前にもマタニティの雑誌などに
よく書かれていて目にしていましたが、この二分脊椎というのは今回
この記事で初めて知りました。  勉強不足ですみません。
ただ記事の中にも葉酸と二分脊椎の関係を知っている女性は2割、
妊娠前期に必要な葉酸が取れている妊婦さんは4割と書いてありました。

私たち人間の脊椎・・背骨は脊髄という神経の束をまもってくれています。
二分脊椎という病気は、背骨に穴があいてしまい、中に収まっているはずの
脊髄が体表に飛び出してしまう病気だそうです。
出生後すぐに手術で治療しても、歩行、排尿排便に障害が残ることが多い
と書かれています。

現在1万人あたり4.8人の赤ちゃんがこの病気で生まれ、これは1980年の
2倍以上になっているとのこと。80年に発生率が日本の数倍高かった
欧米は現在日本を大きく下回るようになっているそうです。
妊娠前後に葉酸を服用すると子どもが二分脊椎になるリスクが72%低く
なるという英国での臨床試験結果がきっかけになり、欧米では葉酸摂取
の勧告がだされたそうです。

胎児の脊椎は妊娠6週までにできてしまうそうです。
とすると、妊娠が判明してから摂りはじめたのでは遅いケースが多いとも
書いてありました。厚生省の葉酸の摂取基準量が妊婦向けと一般向けで
分かれているそうです。一般成人女性は240マイクログラム、妊婦さんは
400マイクログラム・・・、欧米では妊娠に関係なく400マイクログラムだそうです。

そもそも葉酸とは・・・?  ビタミンの一種であり、ビタミンB群に含まれます。
水溶性ビタミンでもあります。
葉酸はこの二分脊椎に限らず、貧血の方にも必要なビタミンです。
貧血に鉄分が必要というのは皆さんよくご存知ですよね。
あまり知られていないかもしれませんが、血液の赤血球を作るためには
この葉酸が必要不可欠といわれています。
妊婦さんは貧血気味になる方が多いですよね。葉酸をしっかり摂ることが
必要です。ブロッコリーや枝豆、ほうれん草などに含まれていますが、
水溶性ビタミンの為、調理することによって、葉酸の含有量がさがることにも
なります。

こういうこときにサプリメントがやはり便利ですよね。
全てをサプリメントに頼るのではなく、足りない分を補うということを
忘れないようにしましょう。葉酸はほかのビタミンB群と一緒に働きますので、
サプリメントは他ビタミンB群も含まれているものを選ぶといいかもしれません。

妊娠している、していないに関わらず、この「葉酸」という栄養素を
きちんと摂取することを心がけたいものですね。


 


淡島ホテルへの出張トリートメント

2008-07-05 00:18:35 | その他いろいろ

7月4日の金曜日に淡島ホテルへ行ってまいりました。

朝4時半起き、5時半に出発しました。その時間帯東京はすごい雨に雷。
途中もう一人のセラピストと合流し、東名高速で沼津へ。
7年ぶりに沼津インターも下りたので、すっかり様変わりしていてびっくり。
いつも抜ける裏道へ続く道がなく、ちょっとウロウロしましたが、
なんとか進みました。途中ガード下が豪雨で冠水してしまっていて、
遠回り。でも何とか予定の8時15分の船に乗船することができました。

淡島ホテルは伊豆半島の西側のつけ根に位置する無人の島。
陸側で受付を済ませ、船で渡ります。淡島にはホテルとあわしまマリンパークが
あります。

            

着いてすぐ部屋の準備です。真珠の間というお部屋をお借りしました。
運んで行ったベッドを設置し、精油やオイルを並べ着替えをし、
9時半からのトリートメント開始です。

           

もともと淡島ホテル内には「エルボリストリーY」というアロマサロンがあります。
私が8年前にいたサロンです。今回はホテルを貸切にしてのお客様があると
いうことで、私ともう一人のセラピストが東京から行くことになりました。
滞在のお客様のうち、12名がトリートメント希望のお客様ということで、
現在のエルボリストリーのスタッフと私ともう1名のセラピストの3人で
分担してトリートメントです。

無事トリートメントも終わり後片付けをし、東京に戻ったのが19時半でした。

7年ぶりの淡島では、懐かしいホテルスタッフとも会うことができ、とても
楽しかったです。
残念だったのは富士山が見られなかったこと。淡島から見る富士山は
とても雄大です。

ホテル内をいろいろご紹介しようと思っていたのに、写真を撮るのをすっかり
忘れてしまいました・・・・。


植物のパワー

2008-07-02 00:18:07 | TV・新聞・雑誌などの記事から
昨日の朝日新聞に「紫陽花の葉を食べ中毒」という記事が載っていました。

大阪の居酒屋で、季節感をだすためにだし巻き卵の下に紫陽花の葉を
敷いていたとのこと。それを食べたお客様が40分後に嘔吐して、
シアン化水素(青酸)中毒になったそうです。

紫陽花の葉・根には青酸配糖体と呼ばれる成分があり、食べると体内の
消化酵素で分解されて有害なシアン化水素になり、死亡する可能性もあると
書いてありました。

秋にはきのこなどでこういう話をよく耳にします。

植物には本当に様々な力が宿っているなーと思います。
人を死に追いやってしまうようなものから、人を元気にしてくれるもの・・・。

植物の力を侮るなかれ・・・ですね。

7月の精油

2008-07-01 09:41:30 | 今月の香り

7月に入りましたね。東京はまだ梅雨です。先月は肌寒い日もあれば、
日差しがでると、グーンと気温が上昇し、着るものを選ぶのが大変でした。
いつ頃梅雨明けするのでしょうか・・・。

さて、今月の精油ですが、レモンユーカリを選びたいと思います。

★7月の精油   レモンユーカリ (ユーカリシトリオドラとも言います)
           学名: Eucalyptus citoriodora

皆さんがよく使うユーカリはグロブルス種、ラディアタ種のどちらかだと思います。
風邪などの呼吸器の感染症に効果があるといわれているものです。
ユーカリの木は300種類以上、種類があるといわれています。
日本で精油として販売されているのは、上記2つに、このシトリオドラ種、他
シュタイゲリアナ、スミッティ、ディベスなど大体7種類ではないでしょうか・・・。

このレモンユーカリは名前の通り、レモンのような香りがする清涼感ある香りです。
蚊が嫌うとされている香りでもあり、シトロネラという精油と並んで夏場にろうそく
などの香りづけに用いられています。シトロネラとレモンユーカリは香りがよく
似ています。それは2つとも主となる芳香成分が、シトロネラールというレモン様
の香りがする成分だからです。

レモンユーカリを入れて虫除けスプレーを作ってみるといいですよ。
精油は1種類で使うより、ブレンドしたほうが相乗効果がでますので、
他に、シトロネラ、ゼラニウム、ラベンダー、ペパーミント、レモングラスなど
お好みでブレンドしましょう。
市販のものよりも効き目は弱いので、こまめにスプレーしましょう。
網戸などに吹きかけて使うのであれば、少し濃度を高く5%くらいで作ると
いいですよ。お子さんに使う場合は、肌質をよく見極め濃度を調整してください。
レモンユーカリ、シトロネラに含まれるシトロネラールという成分は肌に刺激と
なることがありますので注意してください。