今日は昨日とはうって変わって、陽があたると暖かいなぁ~とほっこり。
サロンはお休みをいただいております。
娘の学校公開があり、3、4時間目の「誕生学」を授業参観してまいりました。
今娘は10歳、4年生ですが、来月1/2成人式があります。
私が小学校のときにはなかった学校行事です。(笑)いつからできたんだろう・・・、そして何をやるのかよくわかっていないのですが。(笑)
それに因んで命について学ぶ、ということのようで、外部講師を招いて学年での授業でした。
とても素敵な授業で、こどもにわかりやすい言葉を使っていましたよ。
10歳という年齢は「大人スイッチ」が入る年齢・・・と説明していました。徐々に男の子は男性になるために、女の子は女性になるために
準備が始まる年齢ですが、わかりやすいですよね、この「大人スイッチ」!
自分が最初はどのくらいの大きさで、それが砂場の砂一粒、お米一粒、小豆一粒、大豆一粒・・・と大きく育っていくということ、
お母さんと繋がっているのはお臍、そこから臍の緒がお母さんと繋がっていて栄養をもらうよ・・とか、温かいお水の中にいるんだよ、とか、
どうしてお水の中なのか・・・などなど。
胎盤のことも栄養センターとお話ししていました。
そして骨盤の模型も見せてくれて、女の人の骨盤と男の人の骨盤の形の違いなども話してくれました。
女性の骨盤は横に広いよー、出口のほうは縦に広いよー、どうやって赤ちゃんが出てくるのか・・などなど。
赤ちゃんのお人形がこれまたビミョーなお顔で、子どもたちも大騒ぎ! (笑)
取り外しできる臍の緒、胎盤もあります。
赤ちゃんが出てくるときには、首をグッと胸につけて、頭を小さくして(頭の骨のつぎめを少し重ねて小さくするよーとか)、
自分で回りながら出てくるよー、などなど。 誰に教えてもらわなくても、赤ちゃんが自分の力でそうするってすごいよねー・・と。
そのときは骨盤の模型の中に赤ちゃんのお人形を入れて、まず頭が出ると肩が引っかかっちゃうよねー、だから自分で回って
今度は肩が出るように縦の広い方にからだを回すんだよーと、実際に赤ちゃんが出てくる様子がよくわかるように。
そのあとに赤ちゃんが生まれてくる映像をみんなで観ました。赤ちゃんの頭がでてくる様子などもでてきます。
それを見守る3姉妹、ご主人も写っていて、みんなが赤ちゃんの誕生を心待ちにし、お母さんを応援している
温かい映像でした。ビックリしているこどももいたと思うし、保護者にも賛否両論ありそうではありますが、
私はとてもいい授業だと思いました。
最後にプライベートゾーンの話。水着を着て隠れるところはプライベートゾーン、大人になって赤ちゃんが欲しいな・・と思うときに
とても大切な場所だから、他人に見せたりしないよ・・と。
もし誰かに触られそうになったりしたら「やめて」と言おうね、内緒だよ・・・と誰かに言われても、内緒しなくていいんだよ、
内緒にして気持ちがざわざわしたり、胸が苦しかったりすることは内緒にしてくていいんだよ、信頼できる大人に相談しようね、と
話てくれました。
実は娘が保育園のときに、保育園で同じようなお話を親子で聴く機会がありました。
年齢的な理解力からいっても、もちろんここまで詳しくはありませんでしたが、 「赤ちゃんの通り道」という言葉や、最初の大きさの
説明に使うペーパーなどは同じ内容。プライベートゾーンのお話もそのときに聞いています。
でも娘は保育園のときのことは全く記憶にないとのこと。
家庭内でどのように、どの程度まで話し、伝えていくのかは各家庭で差があると思います。
まったくしないご家庭もあるかもしれません。
私はこどもの成長に合わせて、こういった教育をしていただけることは、とても有難いな・・と思います。
今晩、娘と授業について話してみようと思います。