陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

ショップチャンネル

2009-05-22 13:38:17 | サロンからのお知らせ
当サロンのフェイシャルで使用しているドイツのスキンケアブランド、
「アンネマリーボーリンド」の商品がショップチャンネルで紹介されます。

放送予定は、明日 5月23日(土) 8:00AM ~、
            5月24日(日) 7:00PM ~、
                         5月25日(月) 2:00PM ~、となっております。

なかなかサロンで上手く商品の特性をお伝えできていない私・・・。
ぜひぜひショップチャンネルをご覧になってみてくださいね。

虫除けスプレー&ジェル

2009-05-21 17:22:43 | その他いろいろ

もう蚊が飛び始めていますね。気がつくと車の中にいたり、サロンで葉っぱを
集めていると近くに寄ってきます。

市販のスプレーは香りがどうも・・・苦手・・なのと、中の成分にあまりよくない
ものが含まれていることもあったり・・・。自分で作れば安心なので、
毎年虫除けのスプレーを作っています。市販のものに効果は及びませんが、
安全が一番!マメにスプレーをする必要性もあります。
5歳の娘は、小さい頃から手作りのスプレーを使用しています。祖母宅に
遊びに行ったときに、市販のものを祖母にスプレーされて、「臭い!臭い!」
の連発でした。

今年はスプレーだけでなく、ジェルも作ってみるつもりです。今日の夜にでも
作ってみます。どんなブレンドにしようかしら・・・。

みなさんが作るときに、色々な精油を買い揃えるのは大変ですよね。
サロンで扱っているアロマティークでも虫除け用にブレンドされた精油が
発売になっています。「anti-insect」と言って、ティートリー、シトロネラ、
ラベンダー、パチュウリがブレンドされています。初心者の方や
買い揃えるのが面倒な方には、こういったブレンドオイルを使用するのが
便利です。12mlサイズで2940円になります。

来月あたりに虫除けのミニセミナーを計画してみようかな・・・。


神代植物園 バラ園へ行ってみました。

2009-05-21 11:02:53 | その他いろいろ

昨日の午前中はご予約がありませんでしたので、以前から行きたかった
神代植物公園に行ってきました。
入場口にはかなりの人!というか数箇所の幼稚園の遠足で賑わっていました。
昨日はかなり強い日差し。顔はしっかりガードしましたが、腕と足の甲はばっちり
焼けてしまいました。
バラ園のほうに歩いていくと、本当に色とりどりのバラが咲き乱れていて
素晴らしい景観です。
    

今回はこのバラの観賞が目的です。かなりの品種が育成されているので、
精油が採られるダマスク、ケンティフォリアを実際に自分の目でみること、
自然の香りを嗅いでみること、そしてそれを皆さんにお伝えすること・・・。

24日までは日に2回、無料のボランティア説明があるとHPに載っていました。
10時半からの回に参加してきました。約1時間説明しながら園内を案内して
くれます。
100人ちょっと集合場所に集まっていて、10人のボランティアの方がいらっしゃい
ました。1人の説明員に約10人。おじさま、おばさまに混じって園内を周ってきま
した。説明員の人によって、観賞するバラの種類も違うようですよ。
この説明に参加して園内を周るのはとってもおススメです。バラの育て方など
いろいろアドバイスしてくれていました。

神代植物園は昭和36年に開園したそうです。274品種のバラが育っています。
開園の2年前に日米親善で様々な交流があり、80品種1,000株が贈られたん
ですって。今でもそのうちの13株は現存しています・・・などまず園の説明などを
聞きました。ここのバラはガーデニング的に植えられているのではなく、品種を
観ることが目的で育てられているそうで、日本でも珍しいそうです。
バラ園に歩いてくると、バラ園全体が少し低い位置に造られているのがわかります。
沈床式というそうです。

説明員の方からバラを観るポイントとして ①色合い、②形、③香りの3つが
重要と説明がありました。バラは芳香性の強いものと思っている方が多いそうで
すが、品種によって違いがあり、全体的にみるとそれほど強い芳香性はないとの
こと。今年は例年より早くバラが咲き始めたそうです。
ただバラは種類によって咲き始めに違いがあり、早咲きで終わってしまった
花もあるけれど、今が一番いいですよーと言っていました。

1867年に四季咲(春と秋、年に2回開花するもの)が作出されるようになった
そうです。初めて作出されたのが「ラ・フランス」という種類のバラで、
これを元に品種改良が進んでいったそうです。ラ・フランスは四季咲の親にあたる
わけです。この1867年を起点としてこれ以前のバラをオールドロース、これ以降の
バラを現代バラと呼ぶそうです。オールドローズは年に一度春に咲きます。

園内は垣根で現代ローズとオールドローズに分けられています。もちろん
園内の中心は現代ローズです。今や年に1万種のバラが登録されるんですって。
新品種が作られても名前がつけられずに終わってしまうものが多いので、
世界で年にどれだけの新しいバラが誕生しているのか・・検討もつきませんね。

バラの前にはプレートがあり、名前、原産国などとともに、系統が書かれています。
系統に「F」とかかれたものはフロリガンダといい、1つの茎に対して花がいくつも
つくもの(房咲)のことだそうです。「HT」というのはハイブリッドティーといい、
1つの茎に1つの大輪の花がつくもの・・というようになっているんですって。
他にも系統はまだまだあります。

バラの花が咲き始めるときに芯が高くなっていて、バラ・・というとみなさんが
思い浮かべる渦巻き・・わかるかしら?・・それを高芯と呼ぶそうです。
そしてバラの花が咲ききってしまうと、花びらがとがってくる様子を剣弁と呼ぶ
んですって。こんな説明を聞きながら、説明員の方が選んだバラを観賞し、
あっという間の1時間でした。

274品種のうち、説明してもらうバラはほんの一部。その中でも印象に残って
いるもの、説明会の後に自分で周って写真を撮ったものを紹介します。

まずは、四季咲の親、ラ・フランス。 蕾と咲いたときの色がこんなに違います。
    

セミ・プレナ。これはイギリスで起こったバラ戦争のヨーク家の紋章となったバラ。
    

そして精油になるダマスクローズ。念願の実物をやっと観れました。
花に顔を近づけて香りを確認しました。それほど強くなく、気品ある香りを
嗅ぐことができました。花の下に木の切り株が見えますか?そこに足をかけて
花の近くに自分の鼻を近づけて香りを確認するための切り株なんですよ。
私の説明員の方はダマスクローズには行きませんでした。後で自分で周って
探してみました。そのときに別の説明員の方がちょうどダマスクの説明を
していたので、聞き耳をたててみました。すると、1500個のバラは約3kg、
そこからたった1gの香りしかとれないんです!と説明。そのグループの方は
みなさん「えーっ???」とビックリしていました。
    

モーツアルト。かろやかなピアノの調べが聴こえてきそう・・・。
    

シャポー・ド・ナポレオン。ガクがナポレオンの帽子に似ているからだそう。
ガクが中央の花の左横にあるの見えるでしょうか?確かに似ていました。
    

ここまでがオールドローズです。

そして現代バラ。まずはスヴェール・ド・アンネフランク。このバラが今回私が
観た中で一番のお気に入り。これはアンネフランクのお父様が作出家に頼んで、
アンネとの思い出のために作ったバラだそうです。蕾、そしてバラが咲いたとき・・と時間の経過とともに色が変化していて、それがとてもきれいでした。他のみなさん
もすごく惹かれている様子で、これは育てるのは難しいですか?と質問が
飛び交っていましたが、市中での販売はほとんどされていないとのことでした。
    

レディーヒリントン。これは紅茶の香りづけに使われる種類なんですって。
とてもいい香りです。
   

アイスバーグ。白いバラはすぐに花びらの色が変わってしまうらしいのですが、
これはとても強く、丈夫なんですって。園の特等席に位置していて圧巻でした。
   
クィーンエリザベス。イギリスの女王陛下ですね。とても丈夫で育てやすく、
思いっきり剪定してしまっても芽を出し、虫にも強くしぶといバラなんですって!
背丈も高く育てることができます。なんとなく性格を物語っているような・・
って他国の女王陛下を捕まえて勝手なことをいう私・・・。(笑)
    

マリアカラス。彼女の人生のように大輪で、華やな花。左のようなバラらしい
中心が高くなって渦を巻いている感じを高芯、そして咲ききって花びらが
とがっている様子を剣弁というんですって。
    

ダイアナ・プリンセス・オブウェールズ。すごく気品があって見事!色合いが
微妙で繊細さも感じられます。このとなりに先ほどのクィーンエリザベス・・・
お姑さんが植えられていました。背丈の高いエリザベスは違う場所です。
1つの品種が数箇所に植えられていたりもします。何も隣に植えなくても・・・。
   

レオナルド・ダ・ビンチ。ちょっとこぶりですが、鮮やかで人目を惹き付けます。
とても可愛らしいバラでした。
  

ぜひぜひみなさんもお時間があったらバラ園とってもおススメです。♪
今週末にいかがですか?

そうそう、残念なことがひとつ。ケンティフォリアがプレートだけがたっていて、
何もない状態に・・・。聞くと枯れてしまったらしいのです。
あー、残念。またどこかで観る機会があるといいのですが・・・。

帰りにローズクッキーを購入してきました。ローズコースに来ていただいた
お客様におだししようかな・・・。


Beauty World Japan 

2009-05-19 15:44:55 | その他いろいろ

さて、昨年に引き続きBWJへ昨日行ってまいりました。昨年と今年の参加目的に
明確な違いが・・・。
昨年は新しいフェイシャルの粧材探しが目的。そしてその結果、現在ドイツの
「アンネマリーボーリンド」を使っています。もちろん私自身のスキンケアも今は
クレンジングから化粧水、乳液、デイ&ナイトクリーム、UVクリーム、
ファンデーションに至るまで全てアンネマリーです。
自分が使用して、いいもの!っと実感できないとお客様にすすめられないです
よね・・。
アンネマリーに大大大満足しているので、今回は粧材探し・・ではなく、
新しい技術・メニューのヒントを情報収集してくることが目的で行って参り
ました。

車で行ったのですが、高速道路も割りと順調で開催スタート時間の10時前に
着いたのですが、やはり建物の地下駐車場は既に満車。みんな何時に来て
いるんだろう・・?やや離れた駐車場に停め、会場で入場手続きをします。
建物に入ると、手の消毒薬が置いており、マスクも配布されました。
サーモグラフィーで入場者の体温も監視していました。
関西からの出展ブースも多々ありますしね。東京で感染者が現れるのも
時間の問題・・・のような気がします。
入場手続きはものすごい混雑!私はネットで事前登録をしておいたので、
スムーズに入場できました。

まずはグルッと会場を回り、興味あるブースのデモンストレーション時間などを
チェック。今回楽しみにしていたブルガリア人によるブルガリアローズオイルの
セミナーが中止になり、ガッカリ。それでもトリートメントのデモを4つ、その他に
メインステージでのデモ&セミナーを2つ聴講してきました。
    
とってもいいヒントをたくさん得ることができました。今後サロンにいらしてくださる
お客様に喜んでもらえるように、新メニューの開発・技術の向上に活かして
参りたいと思っております。楽しみにしていてくださいね。

知人に頼まれたものを購入し、荷物になるから・・と後で購入しようと思っていた
コットンの売り場に行ったら売り切れていました!ガーン。

そんなこんなで会場を出たのは17時半近く。一日たっぷり会場に・・・。
脚が棒のようになっちゃいました。


幸運到来?

2009-05-14 15:19:14 | その他いろいろ
昨日サロンの看板にテントウ虫が止まっているのを発見!
虫嫌いの私もテントウ虫は、何かで幸運を運んでくれる・・と読んでから好きになりました。テントウ虫のモチーフのグッズなどかなり惹かれます。
看板に止まってる!写真、写真・・と慌てている間にどんどん移動して、撮ったときにはこんなに端っこに・・・。
でもサロンに幸せがきそうな予感・・。

天然の香り!

2009-05-12 16:40:13 | その他いろいろ

先ほどの記事は携帯カメラで写真を撮り、そのまま携帯から投稿したので、
短い文章になりました。(笑)

今日は少し湿った空気で、お花から揮発してくる天然の香りももわーっと漂って
いました。
精油(芳香成分)が植物の中でどのような役割を果たしているのかは、まだまだ
謎の部分もありますが、いくつかわかっていることもあります。
虫を引き寄せたり、はたまた寄せ付けないようにしたり・・・・。

そして人間のからだと同じで汗のような役割を果たしているともいわれています。
私達のからだは体温が上昇すると、汗がでて体温が下がりますよね。
それと同じです。気温の上昇とともに、植物は芳香成分を放出し、体温??を
調整しているといいます。
ジャスミンやイランイラン、ローズなど花から抽出する香りは、午後に花を摘んで
いては質のよい香りは抽出できません。気温の上昇とともに香りを放出して
しまっているのです。夜のうちに芳香成分は作られます。夜が明けるか明けないか
そんな頃に、花たちは手摘みで集められるのです。ジャスミンのような小さな
花の香りは朝露の影響もあるといいます。これらの花の香りが採られる国では
農家の人たちが早起きし、丁寧に手で花を集めているのです。

こんな背景を知ると、香りがいかに貴重なものなのかほんの少しですが、
伺い知ることができますよね。

そうそう、5月16日から末日まで、深大寺植物公園で「春のバラフェスタ」が
開催されるみたいです。
昨年は春も秋も行き損ねてしまったので、今年はぜひ!と思っています。
楽しみです!


レモンの花咲きました!

2009-05-12 16:17:00 | ご挨拶
今日はご予約もなく、たまった事務処理をしたりお葉書を書いたりしていました。サロン入口の鉢植えたちに先程お水をあげに行ってきました。階段を上ると、とってもいい香り!レモンの花が咲いていました。携帯カメラでパチリ!香りにつられてやってきた虫もブンブン飛び回っていました。その後郵便局へ。サロンからバス通りに出ると、またまたいい香り。車道と歩道の間の垣根にジャスミンがたくさん花をつけていました。ほんっとにいい香りです。サロンにいらしたときにぜひぜひ鼻をクンクンってしてみてくださいね。

アンネマリーボーリンドのスキンケアコフレ

2009-05-08 15:52:47 | サロンからのお知らせ
アンネマリーボーリンドのスキンケア用品を使用してみたい方におススメ!
ポーチの中に、クレンジング・トナー(化粧水)・デイクリーム・ナイトクリームの
ミニサイズ4点がポーチの中にセットされているコフレです。
敏感肌用のZZライン、30代からのエイジングLLライン、
アンチエイジングのアブソルートラインがございます。
サンプルですとせいぜい使用できて2~3回分。自分の肌に合っているかどうか
見極めるにはちょっと物足りない・・・、
でも通常サイズを買って肌に合わなかったら・・と思い切りがつかない・・・
これって誰でも思うことですよね。

そんなときにコフレは便利ですよ。旅行に持ち歩くにもいいですしね!

アンネマリーはクリームが夜用、日中用とわかれています。夜眠るときに肌が
必要とするもの、日中は日中で紫外線や汚れた空気、ストレスにさらされている
ので肌をプロテクトする必要がありますよね・・、夜と昼では肌に必要なものが
違ってきます。とても理にかなっているんですよ。

ぜひスキンケアの見直しを考えている方、コフレを候補に考えてみませんか。

              

手前からZZライン5,800円、LLライン8,400円、アブソルートライン(アンチエイジング)12,600円です。



5月の香り(ローズその3)

2009-05-07 20:15:16 | 今月の香り

ローズはたくさんの歴史上の人物に愛されてきた植物です。
そんな歴史上の人物とローズのエピソードをいくつか紹介したいと思います。

まずは何といっても絶世の美女と謳われたクレオパトラ!
クレオパトラは毎日ローズ風呂に入り、寝室にはバラを50cmの高さに敷き
詰めたとか!ローマのアントニウスを誘惑する為にローズの香りを利用した・・
など様々なエピソードが残っています。作家宮尾登美子さんが書いた
「クレオパトラ上・下」はかなり読みやすくクレオパトラの一生が描かれています。
おススメの本ですよ。
クレオパトラは本当に絶世の美女だったのか?とよく話題になりますね。
何年か前の新聞にクレオパトラとされる肖像が描かれたコインの写真が載って
おり、記事にもあまり美人ではなかったようだ・・と書かれていました。
その写真は確かにギリシャの血をひく特徴ある鼻の人物が描かれていて、
んー???という感じでした。ただ、先月の新聞にアレクサンドリア近郊で
クレオパトラの顔をかたどったと思われる石像やコインが見つかったという
記事が載っていました。以前のコインの顔とは全く違いました。これなら
やはり美人かも!と思いましたが、実際はどうなんでしょうかね・・・。
ものすごく頭のいい女性だったといいます。何ヶ国語も話すことができたそう。
エジプト・・一度訪れてみたいです。

そしてローマ帝国5代皇帝ネロのバラ好き・・、バラ狂いといったほうがいいのかも
しれません。バラの祭日を設定したり、一夜の宴会のためにものすごい量の
バラを使用したりといったエピソードがあります。

そしてナポレオンの最初の妻として迎えられたジョゼフィーヌ。
マルメゾン城にバラ園を造り、世界各国のバラを集め、園芸家を養い、
栽培・品種改良に熱を注いだといいます。
アンドレ・デュポンはその園芸家の1人で、人工交配による品種改良の基礎を
築いた人です。このバラ園から生まれた新品種のバラは相当数に
のぼるようです。

ヨーロッパにローズオイルが広まったのは十字軍がイスラム圏から帰還して
からだといいます。皮の手袋にローズオイルで香りをつけたものを持ち帰った
ことから広まったそうです。

皆さんはボッティチェリが描いた「ビーナスの誕生」はご存知ですか?
イタリア、フィレンツェのウフィッツィ美術館が所蔵しています。
私が始めてこの絵を目にしたのは中学の美術の教科書だったような気がします。
そして19歳のときに実際フィレンツェでこの絵を観たときにものすごーく感動
したのを覚えています。この絵にはバラが描かれています。ヴィーナスに
向かってバラの花を吹き付けています。吹き付けているのは、んー・・・
誰なんでしょうか?よくわかりません。

私が今思いつくのはこれくらいです。きっとまだまだたくさんのバラのエピソードが
ありますよね!また本で読んだり、TVで観たりといったことがあったら
ご紹介しますね。


ローズの芳香蒸留水

2009-05-06 17:00:43 | その他いろいろ

さて、5月の香りの中で精油の抽出方法に触れました。そして精油が得られると
同時に、植物の成分が微量含まれる芳香蒸留水も得られることについて書きました。
水蒸気蒸留法という方法で精油が抽出されるときには、必ず芳香蒸留水も
同時に得られる訳です。なので芳香蒸留水もたくさんの種類があります。
日本ではラベンダーウォーター、ローズウォーター、
オレンジフラワーウォーター(ネロリ水)、カモミールウォーターなどが一般的に
販売されています。
芳香蒸留水はハイドロゾルとも呼ばれます。

植物の成分には芳香成分のように油に溶けやすいもの、そして水に溶けやすい
ものとがあります。ハーブティーを飲むときを考えてみましょう。
お湯を注いだときにカップの中に油膜はできませんよね?でも香りはする。
これは芳香成分が揮発・・簡単に言えば蒸発するので鼻で香りを感じています。
カップの中には水に溶けやすい植物の成分が浸出されているのです。
芳香蒸留水はこうした水に溶けやすい成分と、芳香成分も微量含まれている
お水になります。精油よりも作用は断然マイルドでお子さんでも安心して
使用できます。

ローズの芳香蒸留水はほとんどの肌の状態に使用できます。抗菌・抗炎症にも
優れているので、ニキビ肌の方にも適しています。
冷却作用があるので、日焼け後のローションとして使用するのも
とってもおススメです。うっかり顔を日焼けしてしまったとき、必ず私はローズ水で
ローションパックをします。芳香蒸留水は冷蔵庫での保管が必須です。
赤ちゃんのお尻拭き用にもおススメですよ。

この5月限定のローズフェアのローズ・フェイシャルコースで使用するローズ水は
とっても素晴らしい香りです。商品名はローズ・エッセンシャルウォーターと
いいます。通常販売しているローズハイドロゾルとは区別されています。
アロマティークの契約農家独自の手法で抽出されているハイドロゾルで、
通常のハイドロゾルに比べ、精油成分が3倍近く含まれています。
そんなことから「エッセンシャルウォーター」と名づけたようです。
仕入れして、その香り・感触を自分の肌で感じたときに本当にビックリしました。
今まで手に取ったことのない品質の高さを感じます。お水なのにこんなに
芳醇な香りを味わえるなんて!かなりの希少価値です。
毎日の化粧水として使用してはいかがですか?
通常のハイドロゾルとはお値段にも差があります。

 ★ ローズエッセンシャルウォーター(100ml) 3,360円
 ★ ローズハイドロゾル         (100ml)   2,835円

ローズフェイシャルでは拭き取りの際、全てこのエッセンシャルウォーターを
使用します。クレイマスクの際は、マスクの上からこのエッセンシャルウォーター
をたっぷり含ませたコットンを上から湿布していきます。

香りと効果に満足していただけるコースになっていますので、ぜひ期間限定の
この5月にお越しいただけたら・・と思っています。