陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

BioFach Japan オーガニックEXPO

2010-09-25 09:52:54 | その他いろいろ
9月21日の火曜日に、東京ビッグサイトで行われているオーガニックEXPOに行ってきました。

   
昨年は行く予定にしていた日にものすごーい強風で、交通機関が麻痺してしまい、行くのを断念しました。

今回初めて訪れたオーガニックEXPO。毎年行っているビューティーワールドジャパン(BWJ)よりも楽しめました。
というのも、BWJに行ってもまわるのはオーガニックのブースのみなのですが、あの広さと人の多さに圧倒されてしまって、
行くだけでかなり疲れちゃうんです。
オーガニックEXPOはそれと比べ規模も小さいけれど、全てのブースが興味あるオーガニックなのでまわっていて
楽しいのと、やはり興味あることだと疲れも感じず・・・。滞在時間もBWJは2時間くらいなのに、6時間近く会場にいました。
駐車場も会場下の地下駐車場にバッチリ停められましたし・・、BWJだとかなり離れたところじゃないと停められないんです。

オーガニックEXPOは粧材に限らないので、いろんなジャンルが出展。タオルなどのオーガニックコットン、ハーブティー、
野菜やワインなどの食品などなど。ワインは車で行ったので試飲できず残念でしたが・・・。

まず会場で受付を済ませ入場。

最初に寄ったブースですぐに興味あるデモンストレーションが!
ローズのフェイシャルです。

  
じっくり施術を見させていただきました。商品のテクスチャー、香りなども会社の方が手の甲につけてくれます。
香りはものすごーくいいです。そしてクレンジングからマスクまで、しかもポイントメークアップリムーバーまでも
オーガニックのローズの香りが配合されています。
来月体験を受けにこちらの会社に伺い、今後の導入を検討していきたいと思っています。

その後もひとつひとつブースを回り、当サロンで使用している精油メーカー「アロマティーク」のブースに
辿り着きました。

  

社長の中村さんにもお会いすることができました。来年新たに展開していく商品が並んでいて、社長自ら説明を
してくださいました。スキンケアラインとベビーラインです。どちらもオーガニックを追求した素晴らしい商品のようです。
発売が今から楽しみです。ボトルから中の液体を出すときの仕組みが面白いんですよ。空気に触れないよう
工夫がされていて、私は初めて見ました!下のコアラちゃんのがベビーのもの。パッケージも可愛いですよね。

    

オーガニック化粧品といっても、何をもってオーガニックとするか・・・、みなさんご存知ですか?
オーガニックと認証する機関がいくつかあります。フランスのエコサートは耳にしたことがある方も多い
のではないでしょうか?他ドイツのBDIH、イギリスのソイルアソシエーションなどがあります。
化粧品の大部分を占める成分はお水ですが、水を含めた全体の95%以上が自然由来のものであり、全体の10%以上に
オーガニック認定成分を使用していることなどが認定の基準となっていることが多いのです。
その他保存料のパラペンやフェノキシエタノールが含まれていないことなども条件になっています。

ただ何%が自然由来のものでできているのか・・と明確に表示されている商品はあまり目にしません。
上記2つの製品はそれが明確になっていました。私はアロマティークのそういった企業姿勢にいつも
感心しています。末端の消費者が思っていることに気付いたり、気付くというより多分経営者が一消費者としての気持ちを
失っていないんだと思うんです。そんな会社の製品だからこそ、信頼ができますし、安心して使えているのだと思います。
サロンにいらしたお客様にも自信をもっておススメできる香りは、こういった会社なんですよ♪

その後もオーガニックのタオルなどのブースをまわり、ちょこっと食品にも寄り、パンやスムージーなど試食。
1人で軽くランチをとり、ハーブティーのセミナーを受講し、帰りにもう1度アロマティークのブースへ。
サロンで使っていない精油の香りをいくつかチェック。社長はランチ休憩とのことで、いらっしゃいませんでした。
「お取引の方ですか?」と声をかけてくださった社員の小松さん。
いつも電話で発注したり(本来はfaxやメールで書面で残さないとならないと思ってはいるのですが)、
商品を急いで注文することが多くご迷惑をかけている私・・・。名乗るのが恥ずかしかったです・・・。(笑)
でも小松さんは何度もお電話で対応してくださっている方で、こうしてお会いできてよかったです。
本当にいつもお世話になってばかりで・・・。

精油はいくつか気になる香りがありました。その中でもヒマラヤンシダーウッドとフラゴニア。次回発注して
サロンにお見えになる皆さんにも香りをお届けしたいと思います。

精油メーカーのブースが意外にもないんですよ。アロマティークとあとひとつあったかな・・・。
日本にはかなり多くの精油メーカーが入ってきていて、どれも完全オーガニックなどを謳っています。
BWJよりもオーガニックEXPOのほうが精油の理念に沿っていると思うのですが・・・。

また来年のEXPOが楽しみです。

新しい試み ★OPEN ROOM★

2010-09-15 01:32:45 | サロンからのお知らせ
先日記事をアップしたときに、朝は曇っていたので、過ごしやすい日になりそうですね・・なんて
書いていたら、とんでもないっ!!、ものすごく暑くなりました・・・。
今日は涼しい~。でも週刊天気予報をみると、また30℃前後にはあがるかんじですね。
35℃に比べれば、30℃も可愛い数字ですが、でもでも30℃ですよー。
もういい加減暑さから解放してほしい・・・。

ところで、来月よりちょっと新しいことを始めます。

10月の予約状況をみると、第1、第2水曜日の午前10時半~14時まで「オープンルーム」と
書いてあります。
当サロンは完全予約制なので、トリートメントのご予約をいただかないとサロンに来られない・・と
いう経営スタイルなのですが、ちょっと精油の香りを試してみたい、ハーブティーの相談にのってほしい・・、
というお客様もいらっしゃるかなぁ・・・などとかなり前から考えておりました。
お部屋がどんな感じなのか見てみたい・・とか、セラピストはどんな人かチェックしてから予約したい・・とか。

なので、フラッと気軽に立ち寄れる日を来月10月から月に2回、第1、第2水曜日に設定してみることにしました。

ちょっと駅からは遠いですし、住宅街の中なのでなかなかそんな需要はないのかもしれませんが・・・。
何事もやってみないと!

トリートメントではないので、赤ちゃんと一緒に来ていただいても大丈夫♪

ぜひお友達と遊びにいらしてくださいね。

OPEN ROOM 営業時間  第1、第2水曜日  午前10時半 ~ 午後14時まで

10月は6日と13日です。

10月の週末営業はお休みさせていただきます。

2010-09-13 10:37:08 | 予約状況
9月も半ば、今日は過ごしやすい陽気・・となりそうですね。でも、土日は暑かったですね・・・。
10月も気温は通年より高く推移するとのこと・・、蚊もいつまでたってもいなくならないし、いやですねー。
カラリと空気の澄んだ秋晴れが待ち遠しいですね。

さて、大変申し訳ないのですが、諸事情により10月の土日祝日のサロン営業が大変難しく、お休みせざるを得ません。

勝手ながら、来月10月は平日のみの営業とさせていただきますので、ご了承の程、よろしくお願いいたします。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

10月の日程は近々またアップいたしますので、少しお待ちください。

★10月がお誕生日の方は、11月15日までお誕生日月割引を延長いたします。


AMOMA 妊娠期・授乳期に安心して飲めるハーブティーを!

2010-09-09 16:09:59 | マタニティー・産後

お待たせいたしました♪

以前にもブログで紹介いたしましたハーブティーが昨日入荷いたしました。
在庫もしておりますので、お待たせすることなくお買い求めいただけます。

写真左の青いほうが、授乳期用のもの。どうもおっぱいの出があまりよくないな・・・と悩んでいませんか?
もしかすると血行が悪いことや、貧血が原因のひとつになっているかもしれません。
産後のママは貧血の方が結構いらっしゃるのですが、こちらのハーブティーはネトルという鉄分やミネラルを豊富に含む
ハーブや、からだを温めるジンジャー、フェンネルなどがブレンドされていますのでその辺りのお悩みを
解消してくれるかもしれません。

赤いほうは、マタニティーの方のもの。妊娠期の方は浮腫みを訴える方が多いのですが、そのあたりを
解消してくれるエルダーフラワーやクリーバーズ、便秘解消のダンデライオン、鉄分・ミネラル豊富な
エルダーベリー、ネトルなどがブレンド。

どちらも一般女性が飲んでも差し支えないので、浮腫みや血行などでお悩みの方もぜひ♪

  

そもそも「AMOMA」(アモーマ)とはフィリピンのヒソガイノン族の言葉で「飲食物で人を喜ばせる・楽しませる」という
意味なんだそうです。自分が飲むことで、お腹の赤ちゃんも、母乳を飲む赤ちゃんもきっと喜んでくれますよ!
ハーブはオーガニックの高品質なハーブのみを使用!
味・香り・色・・・、実際お湯を注いでみると、本当にわかります! 全然違うんですよー。
ティーパックの形も三角形なので、葉がジャンピングしやすくなっていて、しっかりハーブティーの成分が
でてきます。

そして嬉しいのがお値段なんです。

妊婦さんのマタニティーブレンド、授乳期の母乳育児ブレンドともに、30包で1,900円。これなら安心して
飲めますよね。

日本人の妊婦さん・授乳期のママの為に、日本人の体質・嗜好に合わせ開発され、且つ安心して飲めるハーブティー。
ハーブのスペシャリストであるリエコ・オオシマ・バークレーさんと、妊婦さん・ベビー・授乳期のママのスペシャリストである
助産師の浅井貴子さん2人の共同開発で誕生したハーブティーです。

只今、当サロンのマタニティーコースご利用のお客様にこのハーブティーをプレゼント♪
AMOMAさんのほうでプレゼント用に可愛いミニサイズの保存BOX(3包入り)が白い袋にセットされているものを
ご用意いただきました。 ↓ こんな感じです。 
   
      

実際の30袋の保存BOXとこのプレゼントのミニサイズの大きさを比較すると・・・・・

   

右がプレゼント用のちょっと小さいサイズ。でもそれほど小さくないでしょ?? これをプレゼントしちゃいますよ。

これに当サロンでおだししているお水、温泉水99(500ml)を1本つけてお持ち帰りいただきます。
おいしいハーブティーがもーっとおいしくなりますよ。

  
妊娠35週以降の方には授乳期用のものもプレゼントさせていただきます。
授乳中のお客様にももちろんプレゼントいたします。

もっと詳しいAMOMAのハーブティーを知りたい方はAMOMAのHPへ 

AMOMAのHPやブログでも当サロンを素敵にご紹介いただきました。
ありがとうございます。

当サロンが載っているHPのページはこちら

ブログはこちら


来週あたりから少し涼しくなるようですね。そろそろ温かいハーブティーもおいしく召し上がって
いただけるのでは・・・。


ご来店お待ちしております。






芳香蒸留水 その2

2010-09-07 17:41:40 | 香り活用法

先日の芳香蒸留水の続きをアップいたします。

前回の記事で芳香蒸留水が何なのか・・・ということはお分かりいただけたでしょうか。

あともう少し補足説明していきますね。

芳香蒸留水は、ハイドロゾル、ハーブウォーター、フラワーウォーターなどと呼ぶこともあります。
オレンジの花「ネロリ」が抽出されるときの芳香蒸留水は「オレンジフラワーウォーター」ということもあります。

抽出される国では、お菓子作りなどにこのお水が使われたりするようです。チュニジアはネロリの精油の生産地でも
ありますが、家庭でのお菓子作りに利用されています。
トルコではローズウォーターが使われます。トルコ料理のお店では、ローズウォーターを使ったデザートがでてきたり
もします。お料理にも使うようです。

防腐剤などが一切添加されていないものを使用しましょう。冷蔵庫保管が基本です。お店で普通に棚に並んでいるものは
よくラベルを確認してみましょう。何も添加されていなければ、品質をキープする為に冷蔵庫で管理されているものが
望ましいです。サンプルは棚にないと意味がないのですが、在庫は涼しいところで・・というのが基本だと私は思います。

芳香蒸留水が劣化したものは、香りが損なわれてかなり不快な香りになります。雑巾のような・・・。
なので、みなさんも品質のいいものが手に入ったら早めに冷蔵庫に入れて保管してくださいね。


私がよく使う芳香蒸留水は、ネロリ、ラベンダー、ローズが圧倒的に多いです。 

さて、活用法です。

お風呂にいれることもOKですが、精油に比べて香りも弱いので1回のお風呂に100mlくらい使用します。

ラベンダーは、汗疹を拭いたり、虫除けに単体で使ったり、虫除けスプレーを作る際の精製水の代わりに
ちょっと贅沢にラベンダー水を使ったりもできます。
日焼けした肌の炎症を鎮める為にコットンにたっぷりとり、赤く炎症の起きた肌にのせておくのもおススメです。
そして赤ちゃんのお尻拭きにとってもおススメです。肌を清潔に保ってくれるとともに、かぶれから防いでくれます。
真っ赤になってしまったお尻にも刺激を与えることはありません。
ニキビ肌の方へのプレ化粧水、または化粧水としても!

今娘の頭の中湿疹があります。というのも毎年夏にできてしまうのですが、今年は8月末あたりまで大丈夫で、
例年にない猛暑なのに、何でだろう??と思っていました。
ところが、9月に入ったあたりから耳の回りと頭の中にできてしまいました。えー、何で???と
原因を考えていたら、ちょうどシャンプーをオーガニックのものから、娘の好きなポケモンの絵柄のついた
リンスインシャンプーに変えちゃっていたんです。
あっ、シャンプーが原因だ!と気付きすぐにもとのオーガニックに戻したのですが、できた湿疹はシャンプーを
元に戻しただけでは治りません。
洗髪の後にラベンダーの芳香蒸留水で湿疹のケアしています。即効性はありませんが、だいぶ良くなっています。
昨年夏までは普通のシャンプーを使用していたので、毎年の湿疹の原因がシャンプーだったことがこれで
明確になりました。

ローズとネロリは、プレ化粧水、化粧水としての使用がおススメ。香りもとっても心地よいですし、肌をしっとり
させてくれます。
顔が日焼けしたときのローションパックに、私は断然ローズ水。ほてった赤い肌の炎症を抑えてくれます。

目のかゆみなどで、ふちを拭いたりするときもローズ水を私は使用。抗炎症作用で充血を抑えてくれます。

ぜひ精油と芳香蒸留水の香りを嗅ぎ比べてみませんか?

只今、ハマナス(バラ科)とラベンダーの芳香蒸留水は蒸留したばかりのものが入荷していますよ。


2010年 ラベンダー その2

2010-09-06 16:06:55 | 精油について
さて、前回の記事の続きをアップしていきますね。

今年抽出されたばかりのラベンダーの香りのご紹介です。

まずブルガリアのクルトボのラベンダー。 5ml ¥2,730
ブルガリアというとローズを思い浮かべる方も多いのでは?
実は私もブルガリア産のラベンダーの香りを嗅ぐのは初めてなんです。

最初に嗅いだときに、あま~い!という印象。ラベンダー=リラックスというイメージを抱いている人が
想像しているラベンダーの匂いなのでは?? 甘く、丸みのある温もりある香りです。
少し時間をおいても甘さがしっかり残っています。

人それぞれラベンダーに求める香りは違うと思いますが、私はもう少し清涼感あるフレッシュなラベンダーが
好みです。

続いてオーストラリアのタスマニア島。 5ml ¥3,360
こちらは爽やかなラベンダーです。少し香りの強さも弱いように
感じます。でも青っぽい香りではなく、ふんわり甘さが後から鼻に広がります。
タスマニアのラベンダーも初なのですが、質の良いラベンダーが採れる・・と以前から聞いていました。

次にクロアチアのフヴァル。 5ml ¥2,730
ムエットにつけてすぐの香りはフルーティー。アロマと出会ってから初めて感じる
ラベンダーの香りです。ラベンダーのような、そうでないような、これはラベンダーと思って嗅いでいるので
ラベンダーとわかりますが、「これなーんだ?」と言われたらラベンダーとは答えられないかも・・・。
少し時間をおくと、ラベンダーらしさがでてきますが、もっと奥深い少しウッディな香りも感じられます。
個人的に結構好きな香りです。時間経過でこれだけ香りが変化するのも面白いです。

そして北海道の興部(オッコペ)のラベンダー。 5ml ¥3,150
これは昨年のものも嗅いでいますので、昨年の印象とも
比較ができます。今までの3つの中で、グリーン調の香りが最初に鼻に入ってきます。昨年の抽出したてのものは
もっと草っぽく青っぽい、とんがった香りでしたが、今年はグリーンノートの中にもしっかりラベンダーの花の香りが芯に
あります。まだ昨年のものも残っているのですが、時間経過とともに香りは角がとれて丸くなりましたよ。
4つの中で一番すっきり清涼感のあるラベンダーです。

ラベンダーはフランスのものが品質的に優れている・・と聞きますが、丁寧に愛情をかけて育てられたラベンダーは
国ではなく、作っている人達の思いが感じられ、どれもいいものだなーと思いました。

以上4つは人の手で育てられた無農薬、または有機栽培のラベンダーです。

では、次にフランスの3つの野生のラベンダーです。
自分の力で自然の中でたくましく育つ野生種のもの。とても貴重です!

昨年、一昨年と私が大好きだったまずはアプト地方の香り。 5ml ¥3,150
最初にツーンとちょっとスパイシーな香りを感じました。
ちょっと今までのアプトとは違う印象。力強い香りのあとにスーッと爽やかな香りと軽い甘さが感じられます。

続いてバノン地方。 5ml ¥3,150
アプトほどではありませんが、少しだけ最初にスパイシーな印象がきますが、後から深みのある
甘さある香りがしっかり漂ってきます。

続いてソー地方。 5ml ¥2,835
最後にこの香りを嗅ぎましたが、8種の中で一番バランスがとれている香りに感じます。
すっきり爽やかなグリーン調の香りとラベンダーらしい甘さのバランスが心地よい香りだと思います。

なかなか順位をつけるのは難しいのですが、あくまで私個人の好みのベスト3。
NO1. フランス ソー  NO2. クロアチア フヴァル  NO3. フランス アプト

初めて精油を1本持つなら、ラベンダーはおススメですよ。せっかくなので、ぜひ貴重な野生のラベンダーは
いかがですか?

色々嗅ぎ比べたい方には、「選べる3種セット」、3,150円もございます。お好きな国、地方のラベンダーを3種類
選んでいただけます。 サイズは各2mlになります。 

そしてアロマティークの北海道興部の契約農家から無農薬のラベンダーとハマナスの芳香蒸留水も発売中♪
芳香蒸留水についてはブログがまだ途中ですが、色々な使い方ができます。
ハマナスはバラ科の植物。ローズの香りがします。

ラベンダー芳香蒸留水  50ml ¥630   250ml ¥1,890
ハマナス芳香蒸留水   50ml ¥945   250ml ¥2,940

精油も芳香蒸留水も抽出したてのフレッシュなものです。ぜひこの時期にお試しください。

芳香蒸留水の記事はまた近くアップいたしますので、もう少しお待ちくださいね。

芳香蒸留水 その1

2010-09-03 13:17:56 | 香り活用法
さて、今月の香り活用法は「芳香蒸留水」の活用方法について書きますね。

まず芳香蒸留水って何ぞや??といったところから・・・。

簡単に言うと、精油が植物から抽出される過程で精油と一緒に採れるお水のことなんです。

精油が植物から抽出される方法はいくつかあるのですが、ほとんどの精油は水蒸気蒸留法という方法で
採られています。
大きな大きなステンレスの釜を想像してみてください。その中に香りを抽出する植物を入れます。
ラベンダーなら花のついた穂先、ローズマリーやミントなら葉っぱ・・・と言った具合に植物によって
入れる部位が違ってきます。
そこに熱した蒸気を送り込みます。そして釜には圧力もかけられます。すると植物から香りの成分が
分離されその蒸気の中に混じります。釜から蒸気を逃がす管があり、その管は冷却されていますので、
水蒸気は冷やされると液体・・・つまりお水になります。そこには香りの成分が混じっています。
香りの成分=精油です。精油は字のごとく、油の性質がありますので、お水よりも上に浮きます。
冷やされた管を通って、でてきた液体を集めると、下にお水、上に精油の2層にわかれます。

このときの下のお水が「芳香蒸留水」と呼ばれるものになります。

なので、水蒸気蒸留法で採られた精油の種類と同じだけ、芳香蒸留水も種類が存在します。
ただ、日本で流通している芳香蒸留水の種類は精油と違ってそれほど多くありません。
ラベンダー、ローズ、ネロリ、カモミールが代表的でしょう。

植物には水溶性の成分と非水溶性の成分がありますので、この芳香蒸留水には精油にはない成分が
含まれています。ハーブティーを考えてみてください。ハーブティーは植物の水溶性の成分を
飲み、熱で揮発する非水溶性の成分・・香りを楽しんでいますよね。
水溶性の成分はハーブティーでもわかるように、飲めるわけですから体に優しく穏やかに作用して
くれます。
芳香蒸留水には水溶性の成分だけではなく、精油成分もごく微量ですが含まれています。
ただその芳香成分の組成は精油のものと全く同じではないことがわかっています。

なので、精油と芳香蒸留水の香りは違ってきます。芳香蒸留水の香りを嗅いでガッカリする人もいるかもしれません。

さて、途中ですが、午後のご予約のお客様を迎える準備があるため、また続きは次回アップいたします。

やっとストエカスラベンダーの香りから解放されました。(笑)





2010年 ラベンダー入荷♪ その1

2010-09-03 12:31:13 | サロンからのお知らせ
今日午前中にアロマティークより、2010年抽出したてのラベンダーが届きました。
梱包を開けた途端、ふんわりと爽やかなラベンダーの香りに包まれ、幸せ気分いっぱいです。

  

ご注文いただいていたお客様には先ほど発送させていただきました。
お手元に届くのを楽しみにしていてくださいね。

6カ国のラベンダーの香りをひとつひとつご紹介していきます。うち、フランスは3つの地方から届いていますので、
全部で8本の香り。

  

8本のうち7本が真正ラベンダー(Lavandula angustifolia)です。スペインから届いたラベンダーはストエカスラベンダーと
言って、通称フレンチラベンダーと呼ばれ、学名はLavandula stoechasです。

真正ラベンダーとストエカスラベンダーはまったく性質が違うラベンダーです。育つ土壌も違い、真正ラベンダーは
石灰岩質でよく育ちますが、ストエカスは酸性の土壌で育ちます。花の形容もストエカスはウサギの耳のような形に
咲くので、容易に見分けがつきます。
真正ラベンダーは皆さんがご存知の万能薬とも呼ばれ、リラックス効果が高く、火傷や擦り傷などに原液塗布も
可能な精油です。
ストエカスは真正ラベンダーとは対極にある香り・・と言ってもいいかもしれません。もちろん効果や肌の刺激性も。
施術の場面で使用することはほとんどなく、・・、私は施術に使ったことはありません・・、香りも力強くスパイシーで、
ちょっと口の中がスースーしてくる感じです。
今ほんの1滴ムエット(試香紙)につけただけで、「参りました」っていう感じに・・・、これ伝わりますかね??

ちょっと失敗。これを最初に嗅ぐべきではなかった・・・、反省。

ラベンダーの精油はは他にラバンジン(Lavandula hybrida)、スパイクラベンダー(Lavandula spica)があります。

ラベンダーの面倒なところは呼び方が色々あり、真正ラベンダーひとつとっても、ラベンダーベラ、トゥルーラベンダー、
イングリッシュラベンダーという具合。アロマを勉強し始めた頃は訳がわからなくなりました。
一番間違えない方法が世界共通の学名なので、真正ラベンダーくらいは覚えておくといいですね。
「ラヴァンデュラ アングスティフォリア、とかアンガスティフォリア」と読んでいただければOKです。

すみません、今部屋を開けっ放しにして空気を入れ換えてますが、ストエカスに私の鼻は乗っ取られて
しまいました。どうしても次の香りに進めないので、続きはまたに・・・。

今から別記事で芳香蒸留水についてアップします。

2010年 野生ラベンダー明日入荷します!

2010-09-02 15:09:59 | その他いろいろ
さて、ラベンダーの入荷が遅れておりますが、明日サロンに届きます。

今年はフランスプロバンスから、アプト地方・バノン地方・ソー地方の3種。
私はアプト地方のラベンダーの香りが、去年、昨年とお気に入りでしたが、今年はどうなのかしら・・と
今からワクワクしています。

そしてブルガリアのクルトボ、オーストラリアのタスマニア島、クロアチアのフヴァル、スペインのムルシア、
そしてそして日本の北海道の興部・・・・、フランスのものと合わせて8種類が入ってきます。

同じラベンダー(Lavandula angustifolia)でも、育つ環境によって香りが違います。同じフランスという国の中
でも地方によって違うんですよ。

栽培しているものと違い、野生で育つものにはものすごい生命力が宿っていると思います。
どんどん野生で生えているラベンダーは減少の傾向にあるといいます。

サロンがある三鷹の大沢はまだまだ自然が多いところではありますが、私が小さい頃に普通に目にすることが
できたつくしやよもぎ・・は見つけることができません。きっとラベンダーもどんどんそういう状況下に
おかれていってしまうのかな・・と思います。

貴重なこのラベンダーの香りを毎年届けてくれる「アロマティーク」に感謝し、昨日もブログに書きましたが、
香りを大切にし、皆さんにお届けしていくことができたら・・と思います。

明日一緒に芳香蒸留水も入ってきます。また芳香蒸留水のことも含め、ラベンダーについて
たっぷり明日ブログにアップいたします。

ラベンダーのご注文を予めいただいているお客様、明日入荷しましたら即、発送させていただきます。
お待たせして申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちくださいね。