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今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)

マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。

今週の一番『魔法先生ネギま!』~発覚?ネギの大本命!?

2011年12月24日 | アニメ
【ハーレムメイカー】

【12月第1週:囚人リク 第41房 青空】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10538.html#718
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



『魔法先生ネギま!』(作・赤松健)が、着々と“終り”に向かっているという噂(?)が飛び交う中、遂にネギくんに意中の女の子がいる!という展開が飛び出してきました。さて、一体誰なんでしょうねえ~?(笑)作中でも言われましたが、ハーレム構造の物語を色々追ってきた僕としては、声を大にして言いたいですね。

「アスナじゃ、つまらない!!」(`・ω・´)…と。

『魔法先生ネギま!』31人の女生徒に囲まれた子供先生にして魔法使いのネギ・スプリングフィールドくんが、女の子たちとイチャイチャしながら、世界を救う冒険に乗り出して行く『物語』…でしょうか。

▼USTREAM:ハイライト:『魔法先生ネギま!』の話題

この話題は、先日やったUSTREAMラジオ(↑)『少年マンガ放談』でも話したのですが、記事の方にも書きおこうしておきます。…と、言いつつ、来週にはもう判明してしまうかもしれない本日ですが。むしろ、早売りネタバレとかで、すでに流布している状態かもしれない事ですが。「どうなるかな~?」で一週間わくわくできるのが週刊連載の醍醐味なので、それをぎりぎりまで堪能させてもらいます。実際、そういう感じに展開上、うまく隠していますよね。



千雨「…けどな…それは…あんた自身が選ぶ道だ!!あんたが、あんた自身で踏み出す一歩だ!無茶だとか関係ねぇ、胸張っていいんだぜ?私が…ちゃんと見届けてやるからさ」



ネギ「スミマセン 皆さん…千雨さん、やっぱり、安全なルートはダメっぽいです」
千雨「ま いいんじゃねぇか。それがアンタの答えなら。私も あのメガネは なんか気にくわねぇ。いきなッ」


■今何処予想~本命:長谷川千雨

『少年マンガ放談』の中でも述べていますが、アスナ以外で、“物語の流れ”として「好き」という感情を抱く相手は、この娘しかいないんじゃないか?…とさえ思うキャラです。別に恋愛事なので、誰をどういう脈絡で好きになっても、脈絡なく好きになっても、不思議ではないんですが『魔法先生ネギま!』は物語なので、その“物語の流れ”(僕の感じるもの)としては…ですね。
原則『ネギま!』は、美味しい所、どきどきする所は、各ヒロインにシェアされる傾向があって、その中の有力ヒロインたちから“流れ”が全く見当たらない…なんて事はないんですけど、それでもネギくんが学園の外に飛び出した「魔法世界編」において、一番、ネギくんの“決断”と“成長”に手を貸し、見届けていたのは千雨だったと思います。

千雨は基本、理屈屋/批評家キャラで、それ故、解説役~メガネくんとして、程良い距離に置きやすいクラスだった……というのがとっかかりだと思うんですが、そもそもヒロイン属性を持っていてそれが発現するのは他のヒロイン同様だった。
また、謎に満ちた世界設定の中で、たとえばエヴァンジェリンのような「ワケ知り顔」の解説ではなく、ネギくんと読者に近い位置の解説をし、ネギくんと読者のブリッジのような役目を果たしていた。その結果、千雨に相当なキャラ格を与えていたと思います。何かにつけ、ネギくんが能動的に連れ回すようになっていたし(笑)

「美味しい所は各ヒロインにシェアされる」と述べましたが、他のヒロインたちは、多くは艶っぽい展開が振り分けられるのに対して、ネギくんの物語展開に関わる支柱として機能していたのはアスナと千雨、そこに集中していたとも思います。
さらに、アスナの支え方はバカっぽい……というか(汗)性格がかなりナギに近い属性で、結論だけズバッと言ってしまうのに対して、千雨は理屈っぽいネギくんの「悩みどころ」に共感があり、かつ理屈で応える形で支えていたんですよね。…まあ、どちらの相性を良しとするかはネギくん次第と言うか…分かりませんが…。
この理屈で支える面は夕映にもあったもので、それゆえ(!)彼女の目は考えられますが……彼女は長らくネギくんから離れてしまったので、現在の千雨と比すると、その『強さ』はかなり落ちるものに思えます。

既に好意がはっきりしている相手に対してネギくんが「こちらこそ」となる形より、非ファンタジー世界に帰還して「やれやれ、もうファンタジー小僧には関わりたくはねえよ」という体をとる千雨に対して、またファンタジー世界にひっぱり込んでしまうネギくんが「ごめんなさいw」と笑うのは、この物語のパートナー宣言として、いい形かな?という気もしています。



超「共に「立派な魔法使い」を目指そうというのは魔法使いの世界では生涯を添い遂げようと言うに等しいネ。仮にも血の繋がった私にプロポーズはマズイのではないカ?ネギ坊主」



超「また会おう!!」

■今何処予想~対抗:超鈴音

自分で言っておいて何ですが、超鈴音とネギくんの間では、少なくとも表の描写として恋愛的な心象は積み上がっていないと思います(´・ω・`)…でも、ねえ……この去り方って、もうほとんど“メーテル”よ?(←)
ネギくんの中で「僕と一緒に「立派な魔法使い」を目指しませんか?」という問いかけの言葉がまだ生きていても不思議ではない。そもそも、あまり描写はされていないですが、ネギくんは「超は何をしようとしていたのか?」、「なぜ去らねばならなかったのか?」をずっと考え続けていたとは思うんです。だからこそ、魔法世界の謎に迫る事ができた。
また、魔法世界編でネギくんが苦しい体験や決断をして行くなかで、はじめて超の事が解って行った面も大きいと想像します。ネギくんがフェイトと友達になって『まおゆう』をやろうとしたとするなら、超は一人で『まおゆう』をしようとしていたんですよね(仲間はいるけど決意の起点はあくまで超一人)。その意味で、それが恋愛的かどうかはともかく、超とネギくんを再度つなぎ直す意味は大いにあるはずです。

超の物語と、魔法世界の物語は、設定/説明上は既に繋げられて『ネギま!』のグランド・ストーリーを形成していますが、展開/描写上はまだ繋がっていない。描写としてしっかり超の物語をつなげる事によって、はじめて『ネギま!』という物語は完成すると思います。
いや、そもそも、ネギくんの身体は闘いの果てに不死者に変質してしまったワケですが、この設定の付加は「超に再会するため」に、そうなったんじゃないのでしょうか?(笑)…まあ、歴史変わって世界線がずれた気もするので、そこはどうなんだろうか?とか考えてはいますが(汗)

これに、穿った読みですが「ネギくんに、意中の人がいる!」と言って、え?と引きつけておいて、それが「この場にいない人」、「血の繋がっている人」というのは“保留の形”、“安牌の形”としてアリかな?と(笑)
まあ、それくらい、超はヒロイン度は低いのですが、キャラ格は高い。後半、登場が途絶えても、ネギくんの心と、ネギくんの物語に、かなり大きな影を落としているキャラである事は間違いなく。そこをヒロイン格でつないでも、それほど不自然さは…………不自然かな?(汗)僕は、いいと思うんですけどね。再会した時に「あの時の返事」をまた聞き直すのも。

…まあ、色々趣味を述べましたが、実際に千雨や、超になってみると、納得いかない人が多そ……というか、そもそも線が繋がらない人も多そうには思えます。僕は納得度高いんですけどね。千雨は「物語の流れ」として一番しっくり来るし、超は物語としてもそうだけど、まあある種の“スカシ”として妥当に思える。
しかし、納得行かない人の多さも想像できるので、そうなるよりは無難にアスナ……か、この場合、アーニャとか?に落ち着ける方がいいのかもしれませんねえ…。あと、一応付け加えると、のどか、夕映、エヴァ、あたりの目はかなりありますね。その他になると……もうかなり厳しい。
さて、31人ヒロイン(候補)の空前絶後のハーレム・マンガとしてスタートしたこの物語。そこに一体、どういう答えを用意しているのか……。


DVD付き初回限定版 魔法先生ネギま!(36) (講談社キャラクターズA)
赤松 健
講談社


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-12-25 16:50:53
自分も千雨が本命かと。
のどか、夕映は魔法世界で新しい仲間を見つけたりとネギ抜きで充実してたので。
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Unknown (nattosansai)
2011-12-27 07:51:19
がんばれ……木乃香……
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