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『けんぷファー』三郷雫会長を観ていた。

2011年03月08日 | アニメ
【ハーレムメイカー】



【ハーレムメーカー】『インフィニット・ストラトス』帰ってきた王道ハーレム…なのか?(´・ω・`)

(↑)以前、書いたこの記事で、シャルルくんが強い強い言ってましたら、水無月冬弥さんと、hakaiさんから(↓)こういうコメントを頂きまして…(一部抜粋)
セシリアの魅力 (水無月冬弥)
2011-02-23 07:49:05

ちなみに小説でもシャルはガチ鉄板です。
元アリスソフトのライターさんだったと聞いて凄く納得した (hakai)
2011-02-23 11:45:23

シャルが圧倒的に強いのは、弓弦さんが読者から寄せられる感想から人気のあるキャラを盛り上げていこうと試みていた所もあるのです。
ライトノベルの展開として妥当な戦略だと思いますが、物語的に考えると「強い」シャルがこれ以上に強化されていくという恐ろしい構造だったりします。

……うむ!ぅやはり『インフィニット・ストラトス』……頼もしいな!(`・ω・´)(ぐっ)…と気持ちを新たにすると共に“強い下位ヒロイン”として『けんぷファー』の三郷雫会長の事とかを思い出したりしていました。同じMF文庫Jですね。こういうヒロインが観たかったらMF文庫Jに手を出すのがいいのかもしれんな!(`・ω・´)

『けんぷファー』(作・築地俊彦)は、主人公が朝起きたら女の子になっちゃった!そして何かのバトルロワイヤルに巻き込まれちゃった!…みたいな?コンバット・ラブコメディ?…みたいな?感じの物語ですよね。多分?
僕は、原作読んでなくって、あくまでアニメの話ではあるんですが………いや、今、シャルの引き合いに出しているのですが、この三郷雫会長、相対的な『強さ』から言ったら、シャルでも追いつけない強さだったんですよね。この話は、観てると…

完全に三郷雫無双!!

…という感じで(汗)何しろず~っと、会長のターンが終わらない!!いつまで続くんだろう?と思ったら(アニメの中の)最後の決戦まで終わらないまんまで、最後のいい所もこの人が持って行っちゃった!!という徹底ぶり!!w
それも、そのはずというか…この『けんぷファー』という物語の構造は、展開を動かすというか、問題を解決できるスペックを持った人がほとんど、この人しかいないんですよね。他のキャラは状況に流される事に、わりと無頓着というか「ほとんど何も考えていない」ので、自然、けんぷファー・バトルを巡る謎解き、あるいはその戦略、戦術の話はこの人の思考に集中される。このバトルを仕組んでいる存在は“モデレーター”って言うんですが、彼ら(?)のマークも雫会長に集中して行くんですね。この人がいないと、普通に彼らの思惑通りにバトルやってくれるはず…に見えるからw

その上で、主人公の瀬能ナツルが好きになってラブコメ・バトルにも参戦するけど、元々、彼の敵で策略家でもあるため、まるで信用してもらえないというか、相当迫っていても疑われたままという構図が相当に『強い』!!(`・ω・´)
ナツルの視点で話が進んでいても、モデレーターに要注意人物扱いをされているのは雫会長の方で、実質、この人が主人公と言ってもいいキャラなんですよね。

…で、その強い会長を、別のサポートで落として行くかと思いきや…この物語、そうはしなかった。そこがスゴイ。(`・ω・´)
ちょっと先に“落とす”事の話をしますが、たとえば『インフィニット・ストラトス』で言えば、一位の箒さんに当初、“幼馴染”と“ルームメイト”というアドバンテージを与えていたワケですが、セカンド・幼馴染(笑)と言われるリンの登場で、彼女から“幼馴染”を剥がし、男装キャラ・シャルの登場で“ルームメイト”を剥がしている。…つまり、ヒロインの『強さ』…この場合はアドバンテージと言えばいいのか、そのシェアを図っているのですよね、ハーレム構造の。…分かりますよね?通常は、たとえばそんな手法でバランスを取るはずです。



しかし、この話、アニメの構成では…8話で雫会長がデートに誘って、ナツルが何かの作戦かと勘違いしつつ、それに乗るワケですが(このエピは良かった!)、それが後で知られて美嶋紅音ちゃん~この娘は二位……いや、一位のヒロインでしょうね~に「今度は私とデートしろ!(変身後)」という話になりまして……うん、うん、そうだよね~。順番だよね~。と思っていたんですけどね。
…したら、そこにも会長(と、他のヒロインたち)がやってきてw展開の七割くらい(主観)は雫会長が持って行ってしまうw紅音ちゃん、ターン・ロックwその後も、会長のターンはずっと、ずっと、ず~っと続いて、最終回~正確には最終決戦があってその後にヌイグルミたちのおまけ回があるのだけど、実質最終回~まで、会長のターンで、ラストのキスを最初にするのも会長。他のヒロインたちも、あわててキスするんですけど、何かもう本当に会長がしたから続いたというか、アドバンテージは取られちゃってるんですよね。ここらへんは各々観て確認して欲しいですが…。



ナツル「オレは雫と紅音と水琴を選ぶ!!」(『けんぷファー』第11話より)

(↑)最終回のこの“順番”重要!(`・ω・´)…ま、あくまでアニメの話ですけどね。『強い』会長が、『強い』ままに描かれていて、相当満足した物語でした。
…大事な事、省略していましたが、この話の一位ヒロインはさっきも触れましたが、ナツルと最初にパートナーを組む内気少女なんだけど変身後は過激になる美嶋紅音ちゃんだと思うんですよね。話運びや登場のタイミングからそう“予測”できます。……そして、風の噂で「雫会長が彼女に敗れた」と聞きました。未確認ですけどね……ふ~…そっかぁ~…(嘆息)
会長でも“最後の力場”を覆すには至らなかったか~いや、むしろこの娘の場合は強すぎて、逆に、勝つのが正着になり過ぎて一周して負けたかなあ~?そう思うくらい強力な下位ヒロインでした。

…そんな『けんぷファー』の2期がやるとか…いや特別編とか…どっちなんだほい?(´・ω・`)(特別編っぽいな)ま、楽しみです。
http://www.starchild.co.jp/special/kenpu/new/



けんぷファーVOL1(初回限定生産) [Blu-ray]
瀬能ナツル(CV:井上麻里奈),美嶋紅音(CV:堀江由衣),三郷雫(CV:名塚佳織),沙倉楓(CV:中島愛),近堂水琴(CV:阿澄佳奈)
キングレコード



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1 コメント

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Unknown (通りすがりの雫ファン)
2011-04-16 23:18:38
はじめまして。
なにげなく三郷雫を検索してたら
ここに流れ着きましたw


記事面白いですね。
楽しく読ませていただきました。


書いてある通り
ハーレムアニメって普通
バランスとりますよね。
けんぷファーって雫の一人勝ちなんですもん。
まあそこがいいんですけど。


原作では紅音に破れたんでしたっけ・・
もし二期があったら
雫ファンは辛いものを
見ることになりますな・・・
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