30代後半のご夫婦が目の前に座っています。
ふるらんはその方のお家のベランダのそばの座布団に座り、レースのカーテンが風で揺れてその向こう側に時々青空を海が見えています。
左右に伸びる道と海岸線はたぶん・・○○○側の海
波が穏やか・・
良い場所ね、このマンション。
でも・・重たい帯の様な空気が流れるときを感じています。
ご主人は座布団の上に正座をして私に
「妻の話を聞いてやってください」と言われました。
すると奥さんが
「実は妹のことでご相談がありまして」と言われました。
同居している○才下の妹さん。
働きに行かなくなり、生活が大変なので夫婦と同居をしているという。
少し働いては体調が良くない、人間関係が大変で辞めた。
面接に行く途中で
「具合がよくないから迎えにきて」と連絡が来たり、
面接の日が近くなると不安定になり
「お姉ちゃんが私によくないことを言うから私が面接に行けなくなった」と言ったり、
「買い物も行っていますが、帰ってくるとしんどい、しんどいといい、自分が好きなことをしに遊びにも出かけるのに・・体調がよくない、きっと明日の面接もうまくいかない」という行けなくなる理由をしっかり自分で作り、そして仕事へ行かないようにしている様子をお話してくれました。
(いろんな見えない影響を受けている人もいますし、人生の経験の中で悲しい思いをして心理的な方もいらっしゃいますのですべてをこのお話に当てはめませんように・・)
「妹さんの場合は・・・と、~~~~ですね」と答えると
「やっぱりそうなのですね」と頷いていました。
しばらく3人で向かい合ってお話を。
風が・・部屋の中を通っていく・・・
食卓テーブルに敷いてあるテーブルクロスが風に揺れているのを見てここの朝食は朝日が当たって気持ちいいし美味しいはずね、と思いながら、
「こんなに気持ちのよいお家なのに、妹さんが居るときと居ない時では違うでしょう?」と言うと
「ええ、そうなのです」と言われました。
・・・ここ何県なんだろう???
○○をぐるっと回して・・道を探さなきゃ・・
「ところで・・実はさっきから~~の風景が見えるのですが。そして楽しそうにご夫婦で生活しているのが」
「実はそうなんです。私たちの夢なのです」
「それなら・・・しませんか?」
「できますか?妹は嫌がっているのですが」
「それでなんですけれど・・」とお話を。それと・・
「お子さん、欲しいですよね?」
「そうなんです」
「お子さんができると妹さん・・ますます難しいですね」
「そうですか」
「それでなんですけれど・・・」とふるらんがからある提案。
ご夫婦でそれを聞いて・・
「どうですか?やってみますか?」と言うと
「変えられるのならやってみます」と言われました。
その言葉を聞いた瞬間、ちょっと部屋の空気が変わった感じがしました
言葉一つで・・不思議
・・風が変わった・・
この二人なら大丈夫ね、と思って立ち上がろうとした瞬間、目が覚めました。
あら・・・夢ね。
あのお話、上手くいってくれたらいいな・・・