タロット占いの授業を受けている有子さん(仮名)からの報告です。
彼女のお友達の秀美さん(仮名)さんからメールが来ました。
「今電話していい?」。
いつもならメールのやり取りなのに電話なんて・・・と何かを察し、そして彼女は電話を了解しました。
「長電話していいかな?」という秀美さんの声がおかしい。
聞くと秀美さんが泣き始めました。
「転勤して欲しいといわれたの。それも他府県に・・・」というのです。
詳しく聞くと・・社員数人の子会社。
早い話が「遠回りのリスト○発言」なのです。
もちろん彼女が転勤できないのを判っているはずなのに。
この方式は他の社員さんにもしていたそうです。
いつかは誰かが,という風習らしく、
「とうとう自分に来たのよ」と秀美さんが泣いていました。
これは電話でもかわいそうだから彼女のマンションに行くことにしました。
その時ふっと、水晶玉に目が行き、
タロットカードを持っていこう、と思ったそうです。
(私の部屋にも天然水晶の玉があります。ふっと目が行くときには心を落ち着けてメッセージを読み取るようにしています)
マンションに着き、ドアを開けると秀美さんが泣きはらしている顔で立っていました。
「私、もうどうしていいのかわからない」と。
有子さんが彼女の話をしばらく聞いてあげました。
落ち着いてきたときにタロットを出してみることにしました。
「やってみる?」
「うん」。
カードを開くと「塔」から始まって,
最後には「皇帝」が出たそうです。
「今は大変だけど、きっとすばらしい会社に就職できるよ。
だってそうカードが出てるもん」と説明したそうです。
「うん、そうなると信じるわ」と秀美さんは少し笑顔になったそうです。
秀美さんは退職願いを出しました。
すぐ就職活動を始めました。
時々有子さんが
「大丈夫、焦っちゃだめよ」とメールで心を支えながら。
ある会社の面接に行った時に秀美さんはあることに気が付きました。
その会社の書類の棚に楽器があったので聞くと
「ここの会社の人数人がバンドをしてるのよ」と聞きました。
もしかして・・・カードにラッパの絵が書いてあったし・・・
ここ?と直感が走ったそうです。
社長さんに会って会話をするととても男らしいしっかりした人だったそうです。
「会社の大きさじゃない、会社の中身だし、働いている人次第なんだ」と思ったそうです。
就職が決まりました。その会社に。
ちなみに秀美さんも学生の時バンドをやっていたそうで、とても家庭的ないい会社だそうです。
「彼女にありがとうとと何回も言われました。そして昨日就職祝いをしてあげましたよ」と有子さん。
「それはよかったよかった」
「自分が役にたってよかったでした」と有子さん。
「その会社の社長さん、自分で立ち上げた会社でしょ?」
「ええ、カードのまんまでした」
「と・・・その会社~~~の取り扱いをしているところでしょ?」
「え?なんで判るんですか?」
「それはカードの配置を見たらわかるのよ」
「あ~そこまで気が付かなかった」
「これから鍛えましょうね。そしてあなたができることで人を助けてあげてね」
「はい、わかりました!」
自分の周りの人を助けてあげたり、支えてあげてください。
あなたがしてあげたことが相手の方に通じ、
そして相手の方がまた誰かを助けてあげる“縁”が繋がったらこの世の中は丸くなっていくと思います。
基本のタロットカードです。
これが読めるようになるとほとんどのカードは読めるようになります。
そうして自分と一番合うカードさんと出会ってください。
スピリチュアルな出会いがあなたにもありますように・・