青い玉が飛ぶ

（忘れないうちに書いておかなきゃ・・）


ここは佐世保かな？
いっぱい船があって・・・桟橋があって・・・
汽笛が聞こえるし。
山が迫っていて、住宅が山にくっついている感じの土地・・・
ふるらんは桟橋を歩くのですが・・何か違和感があり。
でも・・白くて綺麗な桟橋なのに、なんでこんなに不安定？？と疑問でした。

そしてそこを渡りきるとある男性のお友達（会社経営）が来て
「家を買うんだ、いっしょに来て見て欲しい」と頼まれました。

二人で車（クラウンクラス）に乗り、山の途中のお家を見ました。
中に入ると天井が高い。
そして壁が布張り。
え？布張り？？
そうとう古い・・・・
でも大きい・・・・
シマシマの壁紙やら、赤い布の壁紙とか・・・
もう二世代前ぐらいの館。
う～～～～ん、女の子ならリファームを願い出ます。

男性は
「いいだろう～大きいし」とご満悦。
女性と男性の見るところが違うわ・・と思いました。

でも、いくら海が近いからって・・・湿気が多いなぁ・・とふるらん思いました。

そして二人でコンビニ弁当を食べ・・・
ふるらんきょろきょろしています。
うん、ここは・・・・「妙」。

食べ終わってから彼がそのゴミを棚の上に置いたので
「持って帰りましょ」というと
「誰も住んでないんだからいいだろう」と言いました。
ふるらん、「ブチ！」。
そういう男性嫌いなんですわ。

そして彼が
「お風呂見ない？」と言ったので見ると・・・誰も住んでいないのにお湯がはってあります。
え？？？おかしい。
彼は
「湯船も大きいだろう？」といい、ご満悦。
でも彼の目には湯がはってあるって見えないみたい。
「お湯・・入れたの？」
「え？お湯？」って言ったから。

まずいところだなぁ・・・と思っていると湯船の中から「青い玉」が出てきました。水晶玉の大きさで透明のような綺麗なブルーの玉。
「わ～～綺麗」と言うと
「え？何のこと？」と彼が言いました。
（あ、見えてないんだ・・）

この玉自体は良いものだと判断しました。
でもこの男性が住むには・・無理。
でもふるらんの「良いもの」のレベルが霊さんでもいい人、だから、普通の人ならめっちゃ怖いと思うし・・・どうしようかな？と思って・・この玉さんのことを考えると・・
「ここまずいと思うからやめたほうがいいし、帰ろうね」と言ってわざとあわてたフリをしてゴミを持って外に出ました。
そして車に乗って・・降りてきました。
後ろから
「ありがとうございました」と聞こえます。
「まずいっていってごめんね」とふるらんが言うと
「いえいえ、よく理解しております」と言われました。
気が付くと彼の頭の上に青い玉が飛びまわっています。
ありゃぁ～～～～怒らせたかな・・ゴミで。
時々ゴンゴン彼の頭にぶつかっています。
「頭痛いんだよね」
（そりゃそうでしょ・・無礼したんだもん）。

港まで降りてきて、海を見渡すと反射でキラキラしています。
青い玉が海に入って行きました。

あ～～そうなんだ、あの洋館、持ち主は「海の大好きな人」。
そうね、そうね・・同じ思いの人が住むべきね・・と思うふるらんでした。

気が付けば彼が車にのって帰って行きました。
ふるらん一人海を見つめています。
汽笛と教会の鐘の音が鳴り響き・・夕日が見えます。
あ、教会行かなきゃ・・と思って振り向くと・・
目が覚めました。

これからがなんかあるのにぃ・・・・・残念