昨日(4日土曜日)は、上映中の映画「Kingdom of Heaven」を見た。なかなかいい映画だった。ヨーロッパ中世の十字軍が王国を作っているエルサレムが舞台の騎士が主人公のハリウッド映画。映画の展開のなかで自己の良心に従って行動すること、また大きい善のためだという名目で小さな善を踏みにじらないことが、この映画のテーマであることが分かってきた。言い換えれば、カントからポパーまでにながれる倫理学の映像的表現だと思う。偶然にもこの倫理学の流れについては昨日購入した西山邦彦「愚禿釈の鸞」(法蔵館)にも書いてあった。この本は親鸞の「教行信証」について論じた本だが、ポパー哲学の解説の部分も大きくスペースが割かれている。ポパーと親鸞は同じ陣営の仲間だと思っていたからますます確信をえた。
でも実を言うと、いつものとおり上映中に寝込んでしまって映画の最初の部分を覚えていない。途中から目が覚めてこれはいい映画だと思った。来週もう一度みるか、DVDがでたら買わなくてはならない。
「いつものとおり寝込んでしまった」というのは、僕は慢性的に睡眠不足なのだ。その原因は無呼吸症候群と夜中のトイレで睡眠が極めて浅いことだ。仕事帰りの通勤列車で立っていても急にガクンとすることも多い。そしたらまたまた偶然にも、昨日の映画の上映前にロビーで読んでいたノ・スンイル「オール イン」下巻に主人公のチャ・ミンスが睡眠不足で、医者から体の各器官が徐々に死にかけてきてそのままでは死ぬといわれた場面があった。これは減量しなければならない。僕の見立てでは(チャングムでさえ医者でないのに治療したと叱られているが、僕はまったく医学に詳しくないが)、体の中の脂肪が呼吸器官の圧迫と前立腺肥大の原因ではないかと思うからだ。
ノ・スンイル「オール イン」は、テレビドラマの原作本だが、ドラマとだいぶ違う。ただドラマよりもすごいと思う経歴である。それは後日。
でも実を言うと、いつものとおり上映中に寝込んでしまって映画の最初の部分を覚えていない。途中から目が覚めてこれはいい映画だと思った。来週もう一度みるか、DVDがでたら買わなくてはならない。
「いつものとおり寝込んでしまった」というのは、僕は慢性的に睡眠不足なのだ。その原因は無呼吸症候群と夜中のトイレで睡眠が極めて浅いことだ。仕事帰りの通勤列車で立っていても急にガクンとすることも多い。そしたらまたまた偶然にも、昨日の映画の上映前にロビーで読んでいたノ・スンイル「オール イン」下巻に主人公のチャ・ミンスが睡眠不足で、医者から体の各器官が徐々に死にかけてきてそのままでは死ぬといわれた場面があった。これは減量しなければならない。僕の見立てでは(チャングムでさえ医者でないのに治療したと叱られているが、僕はまったく医学に詳しくないが)、体の中の脂肪が呼吸器官の圧迫と前立腺肥大の原因ではないかと思うからだ。
ノ・スンイル「オール イン」は、テレビドラマの原作本だが、ドラマとだいぶ違う。ただドラマよりもすごいと思う経歴である。それは後日。
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