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できることを奪わないでほしい。丹野智文さんの叫び。

読売新聞、5月3日の記事。

認知症になると何もできなくなる、という偏見がある。

だから、発症をオープンにできない人も多い。

と同新聞の吉岡三枝子記者が書いている。

 

丹野氏は、定期券に「若年性認知症本人です」と書いたカードを入れていると、

丹野氏は、ゲスト講師として語った。

実は、私は、7月4日、国分寺まで来ていただけるかたいそう不安であった。

 

多くの情報を事前に勉強したところによれば、丹野氏が講演で出張される時には、

多くの場合、パートナーの

Wさんが同行される。

 

私の特技となった、フェイスブックリサーチで、Wさんを見つけ出し、

お得意のメッセージ機能を使って、当日ご同行いただけるか問い合わせてみた。

ご本人が一人で大丈夫とおっしゃったので、同行しない予定であるとのこと。

 

心配になり、1週間ほど前に教えていただいたケータイに電話する。

すると、爽やかな声で、東京駅につきましたと。

 

大学の門で、今度は先方から電話が入る。

これで、講演会は成立することが分かった。

ありがたい話でR。

 

パートナーの方はいないとうかがっていたが、女性の方が一緒に。

聞けば、A 新聞 の有名な I 記者さん。

記者としてではなく、一個人としていらっしゃったとのこと。

 

東京駅で待ち合わせて、お二人でいらっしゃった。

I記者は、認知症当事者の方々を取材して、1冊の本として出版された。

I記者がいらっしゃることは知らず、私はその本を読み、丹野さんの

理解を深める努力をしていた。

 

なんだか、7月4日に全てが<偶然にも>結集したように感じた。

妄想に過ぎない。

たまには、妄想も、いいのではないか。

 

 

 

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