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大学教授キョトンCブログ!!
もう3年
2011年3月11日
2012年3月11日
2013年3月11日
2014年3月11日
随分と時間が経過したものだ。
<復興>の指標として様々なものがあるはずだが、私に言わせてもらうならば、
<仮設住宅がなくなる日>が最も分かり易い復興の姿である。
仮設住宅がなくなる日というのは、仮設住宅にお住いの皆さんが<終の棲家>に引っ越しをすることである。
終いの棲家とは、<復興公営住宅>のことである。
マスコミでは、この終の棲家を<災害公営住宅>と称しているケースもあるが(もしかして、これが正式名称か???)、
災害という言葉は、入居する方には、優しい言葉ではない。
だから、復興(公営)住宅!
先頃発表されたデータでは、この復興公営住宅の完成率について、
岩手県が最も進んでおり、
な
ん
と、
7.7%!
低すぎるやんかー!!
6038戸建設する計画で、完成したのは467戸。
完成しても、交通アクセスや生活が不便なところは、空いたままだ。
宮城県は、15608戸計画の中で、322戸のみ完成。
福島県は、7582戸計画中、178戸(別データでは146戸)のみ完成。
完成率は2%ちょっと。
これら3県で、終の棲家完成率が新消費税率を超えるのはいつになるのだろうか。
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3月10日(月)のつぶやき
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