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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
リドショーピングでも、アンケート調査結果報告会。+<へのへのもへじいさん!>
先週の木曜日、リドショーピングコミューンにおいて、介護の付いた特別住宅(日本のグループホームやユニットケアが近いケアの形態)の介護スタッフ・アンケート調査の結果を報告した。
つまり、火曜日はハリーダコミューンで、水曜日はリドショーピングコミューンで報告会を開いたわけである。
記念すべき2つの報告会。
各コミューンで、コミューン職員のどなたかに写真を撮っていただきたかったが、遠慮した。残念でR.
ハリーダでの報告会の翌日、参加者の方から、2通メールをいただいた。
御礼のコメント以外に、私たちはこのようなことで悩んでいますという介護職員からの切実な内容が書かれていた。
スウェーデン研究を始めて16年。
その問題の可能性について理解はしていたが、そのメールをいただいて確実に問題であることが分かった。
大きなタブーなので、コミューンは質問項目として入れるのを拒んだであろうと思う。
このアンケート調査を今後別のコミューンで実施することができるチャンスが到来したならば、是非入れてみたいと思う。
今回は、すでに2か所で、お墓のインタビュー調査もした。
ミンネスルンドとアスクグレイブルンド。
ルンド大学には、縁がないのでいったことがない。
火葬場の見学もさせていただけた。
韓国でも病院の地下にある葬儀会社を訪問した。
親切だけど口の悪いソウルのC先生は、私が葬送儀礼に関心を持っていることを伝えると、<それが高齢者福祉とどう関係しているのですか?>とおっしゃる。
私は関心があることを研究するのが研究者だと思っており、学問分野の<範囲などどうでもいいと思っている>
<終後の棲家>という大きなテーマであるが、これからもずっと、研究したいと思っている。
さて、リドショーピング。
こちらでの分析結果報告会は、コミューン内の高齢者ケア・障がい者ケアのチーフ30名を前に、プレゼンした。
45分発表で、25分がディスカッション。
木曜日午前中10:00から、スウェーデン教会リドショーピング墓地管理事務所でお話をうかがい墓地の説明を受けた。墓地でのご説明が、1245まで続けられた。
13:00からプレゼンだったので、お昼抜き。
墓地管理事務所の60歳ぐらいの男性は、とても熱心であった。彼も昼飯の時間が随分遅れることになったが、まあ、熱心。
時計を見ることなく、語っていただいた。
有難い話である。
ある知り合いのご自宅で、その翌日(金曜日)パーティがあった。
佳境に入った頃、マイケルジャクソンのスリラーだったか、他の曲だったか音楽が流れ、私に<踊れ>という。
無茶なことをいう。
当然断る。
私のピンチを見て、おとなしそうな男性が、急に踊りだした。おもろーい踊り。
勇気がある。羨ましい限りである。
無茶振りは、スウェーデンにくると発生するので、スウェーデン社会は、そうしたサプライズを楽しむのが好きなようだ。
終盤に差し掛かると、今度は、色鉛筆で絵をどうぞ、と言われる。
部屋に入った時、コルクの画板に白い紙が貼ってあったので、なんだろうと思ってはいたが、そういうことだったのだ。
これも無茶振り。
トイレは、アイデアが降りてくることが多い。
今やっている研究の多くの着想も、トイレきっかけが多い。
しばし考えた。
<へのへのもへじいさん!>
センスがないので、いまいちパッとしなかった。
皆一瞥した後、このキャラクターに触れることなく、話が再会された。
いまの若い人は、<へのへのもへじ>を知ってるのだろうか?
それを私の研究にひkっかけて、<じいさん>化したのでRが。
巣鴨の商店街で、商品化してもらおうと思う。