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後期高齢者医療保険が長寿医療保険?!(その1)

その昔、テリー伊藤プロデュースの「元気が出るテレビ」というオモローイ番組があった。

4月1日にスタートした後期高齢者医療保険(長寿医療保険)は、さしずめ<高齢者が元気をなくす医療保険>だ。

高齢化の進行に伴い、10年後、15年後には、市町村が運営する国民健康保険が火の車となりやがて炎上し、灰車となる。

高齢化率が激しい限界集落をかかえる市町村では、○年後ではなく、すでに火の車だ。

国民健康保険の財政逼迫に対しどう対処するか。

色々な選択肢はあるはずだ。

政府、国会議員、厚生労働省、そして官僚が選んだ×学識経験者×は、何をどのように検討したのか。

彼らの下した結論は、75歳以上の高齢者(これを老年学の世界では、後期高齢者と呼ぶ)にターゲットを絞り、独立した医療保険を作るというもの。

基本的な生活レベルを維持するための高齢者の年金から、強制的に毎月約6000円(地域格差があり横浜は8000円強、○△は4000円弱)を天引きするという、高齢者が意気消沈、自暴自棄なるやり方。

最初の引き落としが15日。ここで本当にショックを受ける。

おまけにこの保険料は2年後に見直し。保険料がアップすることは、小生が減量できないこと同様、確実。さらに高齢者が生きにくくなる。

これから、教務委員の仕事、学習相談がある。現代法学部の学生達が新入生から2・3・4・留年まで、希望者だけであるが履修相談にやってくる。9:30-11:30、13:00-15:00がオープン時間です。

ということで、このテーマの続きは、明日に書きます。

 

 

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