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個人情報保護と情報公開

 日本では、個人情報保護法が施行されてから日常生活にも大きな変化が生じてきている。仕事場にも、シュレッダーが増えた。自宅にも、昔、娘が買ってくれたキティーのシュレッダーがある。
 スウェーデンのシュレッダー事情は良く分からないが、かの国には、個人名を入力すると、自宅や携帯の電話番号だけでなく、自宅周辺(縮尺は自由に変更できる)の地図が現れるソフトがある。この事実は、この3月に知った。スウェーデンの知り合いの多くは、このデータベースに入っている。登録制なので、個人情報を保護したい人は、情報が漏れないようにはなっている。しかし、かなり多くの人が自らの個人情報を公開していることに驚きを禁じえない。それだけ、スウェーデンは安全、安心な、余計な心配をしなくてもよい国と言うことであろう。あるいは、敵がいないということであろうか。摩訶不思議の国、スウェーデン!!!
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NEETと生産年齢人口


 NEETの議論でいつも感じるのが、その年齢階層区分である。15-34歳という範囲の中で、Eでない、またはEでない、あるいはTでない状態の人々の問題性を論じている。この用語が誕生したイギリスの発想に合わせたということであろうか。30歳台後半や40歳台のNEETも存在するように思うのだが。もう少し、柔軟な年齢階層区分のセンスを持ちたいものである。
 もう一つ。生産年齢人口は、15歳以上64歳以下の人口を意味している。はあ???10歳台後半を生産年齢人口に加えるセンスが分からない。この年齢階層がいったい何を生産しているというのであろうか?バリバリの消費年齢人口である!
現代社会の変化とともに、年齢を区分するその社会学的なセンスも柔軟に変化させていかなければならない。
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