salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

素人視点のW杯

2010-07-13 16:56:21 | 出来事
にわかサッカーファンとはいえ
終わりを迎えるのはさみしいもの。

昨日で終わったサッカーW杯。

技術的、戦術的なことは詳しくないけれど
試合や選手たちの姿から感じとれるものは多く
精神力や生き様、人間関係なんかは
自分自身の生活にも当てはめてみて
思うところも多かった。

まあ、こういう見方があってもいいんじゃないか、と。

やだ、この選手、カッコいい、と
発見するのもありじゃないか、と(笑)。

それと、南アフリカって
高地対策が必要な地域だったとは
お勉強になりました。

なんにせよ、“張り”や“アツさ”を
思い出させてくれたり
マジメな言い方すれば、気づきや学びがあり
スポーツの魅力再発見期間となり。

日本が初戦、勝ったときに街の人たちが
「すっごいパワー、もらいました! 自分も頑張る!」
と話すのをみて、そんなに単純なものなら
いいよなあ、と思ったけど
大会が進むにつれ、あのときの自分の冷めた感覚を
省みることとなり…。


一流選手が集まったチームでも
緊張感が途切れると
こんなにもろく崩れていくのか、と
驚きの試合あり、その逆もあり。

このファールは、この人の人間性が
表れてるなー、と興味深い場面あり、
それぞれのチームの後ろの、
その国が背負っているものを感じたり
サブメンバーたちの気持ちを想像したり
奥が深すぎて、なかなか短期間では手に負えないけど。

総集編番組で見た
中沢選手の日記やコメントが印象的。

「32歳にもなって、若い選手たちに支えてもらっている」
おかげで素晴らしいW杯になった、と感謝する
あの姿勢にうたれました。

そして、本田選手のコメント。
「応援してくれる人はもちろん、批判してくれる人も
大切な存在。感謝している」と。

本田選手はこれまで
見聞きしたコメントのうわべだけとらえて
ある種のヒール的存在だと思っていたけれど
この人、すごくまっとうだと思った。

それにそれに、
若いのに、みんな大人だわ・・・。

さて4年後、日本がどんなチームになっているか
とても楽しみですね。
その前に、もちろん予選突破。
そして、Jリーグもね。


開催国の南アフリカの努力も大きかった
W杯ではないか、と思う。
治安の悪さがさんざん言われて
女子アナは連れていかない、とか
盗難とかはあったようだけど
なんとか乗り切った感じ?

W杯のために住む場所を追われたり
仕事が増えるわけじゃなし、W杯なんて
他人事、という国民も少なからずいて
競技場から少し離れると、貧民街、
という記事も読んだ。

オリンピックもそうだけど
W杯も、ふだんあまり目を向けない国に
思いをはせるチャンスだなと。

日本はまた開催国に立候補するようで
自国でやったらそれはそれで楽しみだけど
もう少し力が未知の国、有意義な発展が
期待できる場所でやるのもいいんじゃないのかな。

なんていう思いも強まったW杯でした!