私は甘党です。
「お酒飲めないから、余計に甘いものに向かうのでは?」
という意見があるけど、そうなんでしょうか??
今回読んだ本は、酒井順子さんのエッセイ。
『ひとくちの甘能』(角川書店)。
酒井さんが子供の頃から親しんでいた和菓子や洋菓子、
大人になってから知った甘味について
そのエピソードを、ユニークかつ独断的に綴る。
取り上げているのは、いまどきのお店というより
正統派の和菓子や水菓子、老舗のものが多い。
あとがきを読んで知ったのですが
「甘」という字は象形文字で、もともと
「手錠」とか「首かせ」という意味があったそうです。
意外な感じがしたけれど、酒井さんも書いているように
甘いものには、食べたときに酩酊感がある。
その中毒的な症状、とりこになってしまう様は
まさに「かせ」だと思うと、すごく納得。
酒井さんもお酒が飲めないそうで
人から「人生の楽しみの半分を知らない」と
言われたりするそう。
私も言われたこと、あるある。
そうだなー、と思った時期もあるけれど
今はあんまり思わない。
だってよくよく考えたら、飲みたくないもん。
それに、「甘いもの」のくれる幸せを十分に知っている。
甘党の人って、どこどこの人気店の
ガトーなんたらかんたら、という覚えにくい
ひとつ500円するケーキに限らず
疲れたなー、甘いもの食べたいなーと立ち寄る
コンビニの一個120円くらいのシュークリームで
幸せになれる。
流行りのスイーツも気になるけど
本当に幸せをくれるのは、切実に食べたいときに
口に入れるチョコレートだったりする。
そんなことを思った本でした。
「お酒飲めないから、余計に甘いものに向かうのでは?」
という意見があるけど、そうなんでしょうか??
今回読んだ本は、酒井順子さんのエッセイ。
『ひとくちの甘能』(角川書店)。
酒井さんが子供の頃から親しんでいた和菓子や洋菓子、
大人になってから知った甘味について
そのエピソードを、ユニークかつ独断的に綴る。
取り上げているのは、いまどきのお店というより
正統派の和菓子や水菓子、老舗のものが多い。
あとがきを読んで知ったのですが
「甘」という字は象形文字で、もともと
「手錠」とか「首かせ」という意味があったそうです。
意外な感じがしたけれど、酒井さんも書いているように
甘いものには、食べたときに酩酊感がある。
その中毒的な症状、とりこになってしまう様は
まさに「かせ」だと思うと、すごく納得。
酒井さんもお酒が飲めないそうで
人から「人生の楽しみの半分を知らない」と
言われたりするそう。
私も言われたこと、あるある。
そうだなー、と思った時期もあるけれど
今はあんまり思わない。
だってよくよく考えたら、飲みたくないもん。
それに、「甘いもの」のくれる幸せを十分に知っている。
甘党の人って、どこどこの人気店の
ガトーなんたらかんたら、という覚えにくい
ひとつ500円するケーキに限らず
疲れたなー、甘いもの食べたいなーと立ち寄る
コンビニの一個120円くらいのシュークリームで
幸せになれる。
流行りのスイーツも気になるけど
本当に幸せをくれるのは、切実に食べたいときに
口に入れるチョコレートだったりする。
そんなことを思った本でした。