依然として牛肉の消費が伸び悩んでいる。
行列は出来ても、切り落としだの細切れなどの売れ行きが好調のようである。
切り落としはロースだったり肩ロースなどからも取れるために、これまでも意外と人気はあった。
だから100g1,000円してもすぐ売れるそうだ。
今時になれば、すじ肉もよく売れている。
用途は大根などと煮込んだり、おでんの具とされている。
関東のすじ肉は今一だから関西のすじ肉を届けてほしいという話も聞く。
今冬はこのような端肉の消費が多くなりそうである。
その傾向にあるのが内臓肉である。
ここ数年異常な人気ぶりである。
ホルモンうどんなるブランドで人気を得ている地方もあるようだ。
以前はこ内臓肉がすき焼き肉や焼き肉用と並べられることは滅多になかったが、最近では同列となっている。
消費者のニーズに応えた現象のようだ。
いよいよ年末商戦に入ったが、本来の精肉が主役とならなければ、生産意欲に係わる。
消費者の堅い財布のひもを如何に解かせるかは、冷たいイメージのショーウインドーではなく、柔らかさと美味しさをアピールする笑顔でのコミュニケーションしかない。
昔はそのような風景があった。
肉牛ジャーナル12月号を拝読していた時、不意に見覚えの有る写真と記事が有ったのですが…
もしかして 肉牛ジャーナリルにコラムなどを連載されていますか??
肉牛ジャーナルを拝読する機会がほとんど無く 気付きませんでした。