牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

牛の顔のおさらい

2008-04-05 23:41:13 | 牛の顔
牛の見方はかなり難しい。本格的な見方を習得するには、経験を積み重ね続けるしかい。牛の善し悪しはなかなか判りにくいが、牛を飼うからには、それが理解できなければ、目的に叶う牛は買えない。
牛の顔の各部の名称を具体的に写真に書き込んだ。
牛の頭部(顔も同じ)の大きさは、全身とのつり合いが良くなければならない。約10ヵ月令の子牛を家畜市場で買う場合、頭部のつり合いが小さい牛は、発育がいいとされ、逆に大きめ、つまり重たく感じる場合は発育が思わしくなくこじれている場合が多い。
顔は幅と長さのつり合いが良く、額は平らで口は大きい方がよく、顔幅が狭い牛は食欲が細く、発育に支障や体幅不足になり易い。
また、資質の善し悪しの判断に顔品がある。一見粗野な感じのする顔は良くない。角や耳の大きさも顔とのつり合いの良いものとされている。
肥育牛の場合は、いずれにしても、餌食いの良いことが、全てのような気がする。



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