盗撮した訳だが、これが究極の尾枕である。
写真のは、肥育末期に尾根部の両側に出来た見事な尾枕である。
これが、子牛市場に出てくる子牛に見られることがある。
子牛を高く売らんがために、ご馳走を沢山与えた結果、尾枕が出来るケースが多々ある。
この様な子牛は、乾草など粗飼料の食い込みが悪いため、順調な発育が期待できない。
写真のように肥育末期に出来る場合は、むしろ当たり前である。
生体のまま肉質を予想する場合は、身体全体を指先で押して肉付きが良いかどうか、シッペキ(にぎり)を握りしめたり、尾枕を触ったり、去勢跡などに、脂肪がストックされているか、脂肪の硬さは適度に蓄積しているかなどで、肉質を予想していた。
だから、尾枕も肥育の仕上がり具合を判定するのに、重要であった。
熟練すれば、尾枕の大きさや硬さなどから、体脂肪の蓄積具合がわかる。
(^^ゞ
二桁No.素晴らしいですね。
考えてみたら、
来月のセリにも安茂勝が一頭いました。(安平母牛)
尾枕…
これが付かない様に気を付けているのですが、
系統・性別(というか個体差?)によってやや太めになってしまう事も…
もちろん写真のみたいな大きさではないですが。
ただ、
そんな牛が結構高値で売れたりするので、
多少の化粧肉も必要なのかなぁ…と、
思いつつ、やっぱり過肥には注意した管理を心がけています。
f^_^;