写真1
写真2
写真3
写真4
これまで導入牛の除角は、実施していなかったが、最近になり気性の荒い雌牛が見受けられるようになり、群中で他牛に突き傷を負わせる例数が増えてきた。
そのため、家畜市場から導入した雌仔牛について、除角することとなった。
可能な限り除角は不要であると言い続けてきたが、枝肉にそのためのアタリが出始めたため、被害を受ける牛のことを考慮して除角に踏み切った。
以前紹介した角カバーの導入も考えたが、常時同カバーを重しの如く被せておくことも忍びないこととして、導入をあきらめた。
除角には色々な方法があるが、最も簡便な方法により実施した。
導入直後に、角根部から約1cmのところを塩ビカッター(写真3)ですぱっと切り落とし、流血は除角用ガス式焼烙こて(写真4)を押し当てて止血した。
除角して2週間目の角の切断面が(写真1,2)である。
除角による食欲の減少などもなく、経過は順調である。
どちらかと言えば、雌牛は気性が荒いと述べたこともあるが、この状態は、繁殖雌牛の場合、飼料が制限給餌であったり、子牛がいるために、それらの確保や防除のためには現れる行動であるが、肥育牛の場合は、常に飽食状態にあれば、気性は穏やかになるが常である。
肥育牛の気性が荒い理由は、子牛生産現場における多頭化の影響ではないかと考えられる。
生後間もない時期から群飼いとなり、餌を確保するための競争が身に付いた子牛の中で、極端にその傾向の激しい子牛が、肥育に至ってもその癖が直らないためであろうと判断している。
写真2
写真3
写真4
これまで導入牛の除角は、実施していなかったが、最近になり気性の荒い雌牛が見受けられるようになり、群中で他牛に突き傷を負わせる例数が増えてきた。
そのため、家畜市場から導入した雌仔牛について、除角することとなった。
可能な限り除角は不要であると言い続けてきたが、枝肉にそのためのアタリが出始めたため、被害を受ける牛のことを考慮して除角に踏み切った。
以前紹介した角カバーの導入も考えたが、常時同カバーを重しの如く被せておくことも忍びないこととして、導入をあきらめた。
除角には色々な方法があるが、最も簡便な方法により実施した。
導入直後に、角根部から約1cmのところを塩ビカッター(写真3)ですぱっと切り落とし、流血は除角用ガス式焼烙こて(写真4)を押し当てて止血した。
除角して2週間目の角の切断面が(写真1,2)である。
除角による食欲の減少などもなく、経過は順調である。
どちらかと言えば、雌牛は気性が荒いと述べたこともあるが、この状態は、繁殖雌牛の場合、飼料が制限給餌であったり、子牛がいるために、それらの確保や防除のためには現れる行動であるが、肥育牛の場合は、常に飽食状態にあれば、気性は穏やかになるが常である。
肥育牛の気性が荒い理由は、子牛生産現場における多頭化の影響ではないかと考えられる。
生後間もない時期から群飼いとなり、餌を確保するための競争が身に付いた子牛の中で、極端にその傾向の激しい子牛が、肥育に至ってもその癖が直らないためであろうと判断している。
家の牛舎では、前に紹介されていた、角カバーを使用しております。
今のところアタリもありません。
若干高いのが気になりますが、血を見るよりはと思い導入を決めました。
一度お試し下さい!