牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

肥育牛の前胸の善し悪し

2008-04-10 21:45:35 | 牛の躯
肥育用に子牛を導入する時、前胸の善し悪しも重要なポイントになる。
子牛の時から前胸が広く充実していれば、成牛になるにつれてボリュームのある牛に育つ。逆に前胸が狭く胸垂が垂れ下がっている子牛は、食も細く充実している牛に比し、きゃしゃに育つ。
前胸について、充実した牛(写真上)とそうでない牛(写真下)を肥育した時の比較を写真に示した。


前胸が充実していれば、肥育の仕上がり時には、左右の前肢の内側一杯に肉付きが良くなる。


前胸がきゃしゃな子牛は、肥育が仕上がっても前肢の脇に隙間が出来るほど肉付きが好ましくない。


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