私たち夫婦は日本建築の味わいのあるホテルが好きです。
なので、十和田ホテルに泊まるのをとっても楽しみにしていました♪
天然の秋田杉を使った木造建築は、
秋田・青森・岩手の三県から宮大工さん80人を集めて技術を競わせたのだそう。
お部屋もひとつひとつ、違う宮大工さんが手がけたのだとか。
お部屋は素朴で地味な印象なのですが、
ふと天井を見上げたり、格子に目をやったりすると、
熟練の職人技が光っていて、「これはすごいなぁ」と感心します☆
十和田ホテル本館は登録有形文化財に指定されているとのこと。
本館エントランスから見上げた図は圧巻です!
みんな整列。(笑)
現在では、ガラス張りの近代的な新館が増築されて、
伝統的な和の美と、近代的な洋の美が融合されています。
近代的な増築をすることによって、残念な結果に終わることもありがちですが、
十和田ホテルに関しては、全くそのような違和感がなく、
見事に調和されていて、とても美しい外観となっています☆
ライブラリー(図書館)もあります。
ここで夜や、明け方に本を読んでゆっくりしよう♪と楽しみにしていたのに、
実際は、長旅の疲れか、
布団の上で、本を持って俯せになったまま爆睡していました(笑)
でも、翌朝それらしくポーズ取ってみました。(笑)
十和田ホテル、ここは良いです☆
足を踏み入れた瞬間から、その空気感が好きになりました。
心和む和の美と、洗練された洋の美が見事に調和しているところ。
十和田湖が眺められる、とても気持ちの良い高台にポツンと建っているところ。
秋田杉で囲まれたお部屋のやさしい感じ。
そして、規模もちょうどいいのです。
大きすぎず、小さすぎず、
心地良いと感じる、ちょうどその規模、という感じです。
十和田ホテルに向かう途中の展望台にて。
初めて見る十和田湖は、絵画のように素晴らしく美しかったです。