まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

豪雨の日

2016年08月21日 | 日記

いつものお掃除マンション。
昨日は土曜日でしたが仕事でした。
朝から雨模様で湿度100%という蒸し暑い日でした。

何やら南方海上から
台風が三つも日本に接近中とかで
降ったり止んだり「不穏」な雰囲気の空模様です。
今年は台風が少ないなどと、物足らないようなことを言っていたのに
まとめて三つも来なくたっていいじゃないですか。
と思っていたら案の定・・・

雷鳴がとどろいたかと思うと
突然、叩きつけるような激しい雨となりました。
ちょうど控室で休憩中でしたが
雨脚が余りに激しく外に出られなくなってしまいました。
バケツをひっくり返したと言うか
風呂桶でもぶちまけたような豪雨にただ呆然自失。
でも、なんかワクワクしますね。(笑)

周囲が白く霞んで見えるほどの雨です。
見ると買い物帰りらしい奥さんが
突然の雨に自転車置き場で足止めを食らっていますねえ。
気の毒ですがどうしようもありません。

こんな激しい雨の日
私は決まって「四万十川」という詩を思い出します。

四万十川の河畔には高知出身の詩人・大江満雄の文学碑が建っています。
プロレタリア詩人の大江は四万十川をこよなく愛しました。

  おもふほど おもふほどに ふるさとは雨と嵐
  山峡の水も くるふて流れあふれる 豪雨の日。
  天のはげしきを おもふほど おもふほどに
  ふるさとの雨の降る日は美(かな)し
  四万十川の水にごる日はかなし       (四万十詩集「日本海流」より)

この日は台風の接近で四国だけでなく
北海道・東北地方が記録的な豪雨だったようです。

仕事を終えて帰る頃には
雨もすっかりあがって空には晴れ間も見えました。
もうちょっと降って欲しかったなあ・・
などと不謹慎なことを呟きながら帰路に着いたのでした。
明日もまた雨でしょうか・・・