まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

秋めいて来たような・・・

2016年08月18日 | 日記

次から次へと
セミは容赦なく生まれて来ます。
短い夏を燃え尽くすかのように地上を目指します。

まるでラッシュアワーですねえ。
でも、クマゼミやミンミンゼミの合唱にまじって
ツクツクホウシの声も目立って来て季節の移ろいを感じます。

   法師ゼミ 鳴く新学期 始まれり (秋櫻子)

お馴染みの俳句ですが
お盆も過ぎてそろそろ新学期もカウントダウンですね。
夏休みの宿題は大丈夫でしょうか。(笑)

昨日は群馬県館林で
39.8度という記録的な猛暑でした。
体温なら即刻、救急車で病院行きとなる温度です。
とても日盛りで仕事をする環境ではなく
長めの休憩をとって新聞の俳句欄を見て過ごしました。
その中にあった一句・・・

   空き缶を 蹴ってひとりの 夏休み

昔は友だちが集まると
かならず「空き缶けり」をしたものですが
最近はそんな牧歌的な遊びはすっかり影を潜めてしまい
猫も杓子も「ポケモンGO」です。
懐かしい夏休みがドンドン遠くなって行きます。

お掃除マンションの庭にある
カツラの木が早々と「紅葉」を始めていました。
春はキラキラと輝くような新緑だったのに
今年の猛暑のせいで「夏枯れ」してしまったのでしょうか。
暦の上ではすでに立秋は過ぎていますから
やっぱり紅葉でしょうね。



帰り道、赤トンボの接写に成功!
稲穂が色づき始めた田圃の上をスイスイ飛んでいました。
この暑さではとても秋めいて来たとは言えませんが
秋めいて来た「ような」気分ですねえ。

  ゆえもなく 人恋しさや 赤トンボ  (杉作)

例によって・・・
困ったときの俳句頼みでした。(笑)