まろの公園ライフ

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夏の涙

2016年08月08日 | 日記

強烈な陽射しです。
クラクラと眩暈がしそうな陽射しです。
あまりの眩しさに目から涙が出て来てしまいました。

それにしても暑いですねえ・・・

   言うまいと 思えど 今日の暑さかな

誰の川柳だったか忘れてしまいましたが
言っても詮ないと思いながら「暑い」という言葉しか浮かびません。
わがボキャブラリーの貧困を思うばかりです。
昔の人は「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言ったそうです。
ハハハ、そんな筈ないじゃないですか!
人を馬鹿にしています!



そんな強烈な日差しの下で
精一杯のプレーをした県立出雲高校ナイン。
残念ながら負けてしまいましたが
初出場の甲子園で強豪・智弁学園を相手に1点をもぎ取ったのは
充分に「健闘」に値するのではないでしょうか。
亡くなった母も出雲高校の前身である今市高等女学校の出身だけに
生きていたらきっと必死で応援しただろうなあ・・・
などとシンミリしてしまいました。

みんな泣いていました。
私もついもらい泣きしてしまいました。
いつ見ても甲子園の「夏の涙」はいいものですね。
勝っても負けても関係なく
この陽射しの下で思い切り泣けることが素晴らしいです。
涙腺が干上がったオジサンは羨ましいです。
3年生はこれから受験一直線!
この口惜しさをバネに次の栄冠を勝ち取って欲しいなあ・・・



相も変らぬ蝉しぐれです。
今日はツクツクホウシの声も聴こえました。
セミは鳴きながら涙を流していると聞いたことがあります。
うーん、本当でしょうか。
短い一生、いま鳴かなければいつ鳴くんだ!
セミたちも必死なのでしょうねえ。
夏の涙は、美しいけど切ない涙でもあるんですね。