まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

保育園は騒音か?

2016年04月25日 | 日記

公園ではツツジが満開です。
体育館前の斜面はツツジのグラテーションが鮮やかで
大いに目を愉しませてくれます。

ちなみに・・・
私は「躑躅」(つつじ)という字が書けません。
いい年をして情けないことですが
今さらこんな難しい字を覚えて何になろうかと思います。(笑)

陽気がいいせいか
公園では保育園児たちが元気に走っていました。
私はとくに子供好きではありませんが
こういう光景を見るとついつい頬がゆるんでしまいます。
そう言えば最近、何かにつけて保育園がマスコミの話題になります。

 「保育園落ちた日本死ね」

実に秀逸なコピーですね。(笑)
単なるネットの書きこみがこれほど話題になり
政治まで動かした例はおそらく珍しいのではないでしょうか。
いわゆる「待機児童」問題は
予算配分の観点から言えば政治より行政の範疇が大きく
規制緩和にしろ保育士の待遇改善にしろ
もっと柔軟な発想と行政センスが求められています。
うーん、硬直しきった地方公務員の頭でそれが出来るでしょうか。



園児の声がうるさいという住民の反対で
新しい保育園の建設が中止になった例がありました。
実は同様のケースは各地にあるそうで
私は新しい「住民エゴ」ではないかと思ったりします。
園児たちの声を「騒音」と取るか「活気」と感じるかは
社会のゆとりや成熟度の度合でもある訳で
それだけギスギスした息苦しい世の中になっているのかなあと
ちょっと暗い気持ちになってしまいます。



シャガの花も咲き始めています。
どちらかと言えば薄暗い木陰や湿地に咲く「日陰者」です。
まあ、保育園問題もそうですが
迷惑なものを社会の片隅に追いやるのではなく
日陰者にもあたたかい日差しをそそぐ世の中であって欲しいですね。
日陰者の一人として心からそう思います。(笑)