まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

最後の審判

2016年04月09日 | 日記

荒れ模様の天気にも関わらず
今年の桜は思いのほか頑丈だったようで
風雨が去った公園はまだまだ花見客で賑わっています。

桜吹雪の下で最後の花見を楽しむ人たち。
誰もが浮かれた様子ですが
中には花見どころではない人もいるのでしょうね。
私もここ数年、心から桜を楽しんだことがないような気がします。

  年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず

女子高生は屈託がなくていいですね。
セーラー服と桜吹雪。
なんて小説があったらぜひ読んでみたいです。
屈託だらけのオジサンは春なのについつい愚痴っぽくなっていけません。
気持ちを入れ替えて、久しぶりの「番宣」です。



どうです、凄い絵でしょう!
ご存じルネサンスの巨匠ミケランジェロの「最後の審判」です。
ヴァチカンはシスティーナ礼拝堂の祭壇を飾る
縦14メートル、横13メートルにもおよぶ巨大なフレスコ画。
画面には400人近い人間が描きこまれています。
詩人ゲーテをして・・・

  「一人の人間の成しうる偉業の大きさを知りたいと思う者は
   この絵の前に立つがいい」

と言わしめたミケランジェロ渾身の大作。
今週の「美の巨人たち」はこの作品の謎に迫ります。

本日、夜10時から、ぜひお楽しみに!



桜と入れ替わるように
ピンクのハナカイドウ(花海棠)が咲き始めました。
まるで玉のような可愛いつぼみが
枝いっぱいにぶら下がる様子はサクランボみたいですねえ。

年々歳々、花は変わらず咲き続けます。