まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

イバラの道

2016年04月19日 | 日記

これは何という雲でしょうか。
やはりヒツジ雲とかウロコ雲とかの一種でしょうか。
見ているだけで「ほわ~ん」と幸せな気分になって来ますねえ。



雲はまさに「千変万化」で本当に見ていて飽きません。
お前はノーテンキでいいなあ・・・などと呆れられそうですが
退屈な日常や殺伐とした現実を見るより
よほど精神衛生上もいいような気がしますねえ。
ただ、のどかな雲を見ていてもやはり腹立たしい現実はある訳で・・・

被災地・熊本では依然として物資をめぐる混乱が続いています。
避難所に水や食料がが届かないという混乱は
先の中越地震でも東日本大震災でも嫌というほど体験した筈なのに
あの教訓はなぜ生かされていないのでしょうか。
10トン車で届いた大量の物資は小分けにしないと被災地に届かない。
自治体が設けた避難所には十分な物資があるのに
自主避難をした住民たちにはおにぎり一つも届かない現実。
こういうバカげた格差が発生するのは
混乱というより「怠慢」と言うべきではないでしょうか。

その被災地で空き巣が横行していると言います。
家屋が潰れ、頻発する余震に怯えた住民が避難した留守を狙い
夜陰に紛れて金品を漁る窃盗グループ。
災害時の日本人の「礼儀正しさ」は世界の賞賛を受けていますが
日本にもこういう愚劣な連中はやはりいるんですねえ。
まさにサイテーの人間たちで、こんな奴らは生きている価値すらありません。



仕事の帰り道、生垣でこんな花を見つけました。
後で調べてみたら「ナニワイバラ(浪花茨)」と言うそうです。
関西方面から来たイバラの花でしょうか。
いい香りを漂わせるまるで満月のような花ですが
枝には無数にトゲがあってうっかりするとケガをしそうです。



人生はすべからく「イバラの道」です。
地震に見舞われた熊本の人たちも
これからまだまだつらいイバラの日々が続きますが
どうかくじけずに頑張って欲しいと思います。

  イバラの道の途上にある友人より・・・(笑)