まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ハナミズキの悔恨

2016年04月15日 | 日記

チューリップなんて久しぶりに見ましたねえ。
色も形も実にわかりやすくシンプルで
子供の頃はチューリップの絵ばかり描いていました。



昔、富山県の砺波平野で
一面のチューリップ畑を見たことがあります。
行けども行けども色とりどりのチューリップが果てしなく続いていて
その夜はチューリップの夢を見るほどでした。



公園の片隅で白い「コデマリ」がひっそりと咲いています。
誰が名づけたか「小手毬」とはよく言ったもので
本当に小さな手毬のようで可愛いです。
でも、絵に描くのはちょっと難しそうです。(笑)



今年もハナミズキの季節がやって来ました。
この花を見るとなぜかせつないような気分になってしまいいます。
大阪で事務所をやっていた頃
ビルのすぐ横がハナミズキの街路樹で毎日見上げながら通っていました。
五月の薫風がよく似合う花でした。
結局、いろいろ紆余曲折もあって事務所はつぶしてしまい
多額の借金だけが残ったのですが
その「悔恨」を未だに引きずっているんですねえ。
時期を同じくして離婚、上京なども重なり
私にとって事務所の倒産は人生の大きな転機となっただけに
ハナミズキを見るとさまざまな感慨がこみあげます。
まさに愛憎半ばの「心の花」です。(笑)



昨夜の九時半頃
東京でもわずかに揺れたような気がしたのですが
九州の地震とは思っても見ませんでした。
東北の揺れにはすっかり慣れっこだけにちょっと不意を突かれました。
地震列島だけにどこで地震があっても不思議ではありませんが
それにしても震度7とは驚きました。
夜中のニュースでもかなりの被害が出ているようで
心配ですねえ・・・