雪の下

 定年退職した年寄りが日ごろ感じることや、ドライブ、山歩きなどで撮る風景、草花の写真を記録します。
 気の向くままに。

シロハラクイナ

2010年06月03日 | 写真
昨日、早朝く散歩時に2人の方が、カメラを設置しているところに遭遇しました。その時シロハラクイナがいると聞いたのです。1時間半ほど一緒に待たせてもらいましたが、出てくることはありませんでした。
一旦家に帰ったものの気になって仕方がなく、もう1度出かけました。勿論、先ほどのお二人はずーっと現地に居続けていました。私もさらに3時間ほど待ちましたが、姿は見せてくれませんでした。
お会いした2人の方は鳥撮りのベテランさんで、私とは鳥撮への取り組み姿勢が全く違っていました。待つことは当たり前のようで、カメラを設置し、根気よく待っておられます。椅子、お弁当持参です。
いると分かっていれば、待つのも苦にはならないのですが、いるかいないかわからないものを待つのは私には苦痛です。でも待つことは鳥撮りの常識のようです。

なんとしても見てみたいと、あらためて今朝出かけました。昨日いた方も来ました。
半日待ちましたが、全く出てくる気配はありません。
もうこの場所にはいないのではないかと思い始めたころ、突然飛んで来て、ブッシュの中に入り込みました。ちょうどお昼でしたので、私は帰る支度を始めていました。
待ちに待ったシロハラクイナの姿を見ることが出来たのです。
1日半も待ったのですから、うれしさは格別です。長い時間待てば待つほど喜びも大きくなります。遠くて暗い場所で上手く撮れませんが、見られただけで幸せです。
それからまた半日出てくるのを待ちましたが、出てきませんでした。

私には珍鳥かどうかわかりませんが、知れば多くの鳥好きカメラマンが押し寄せるかもしれないとベテランさんは言います。散歩する人の迷惑になるので見た場所は明らかにしないでおこうと申し合わせをしました。





コメント (3)
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