呉市に住む4歳の孫から 初めての手紙が届きました。 娘の話しでは、わたし一生懸命書いたよ。じいちゃん
亡くなっていないから空から見ていてくれるかな。と、孫が独り言のように言っていたとのこと。
さっそく 主人の霊前にそれをお供えしました。
ずっと覚えていてね。
手紙 ありがとうね。
戦後生まれの私に戦争体験はありませんが、人生の大先輩から、その悲惨な様子をお聴きすることはとても貴重なことです。
当時に思いをはせてみますが、到底想像の域をこえることはできません。
そして、語って下さる方々も段々少なくなっています。
先日の続きですが、故人は、三年日記の他に「海軍時代の思い出」を細かく
綴られていました。
昭和12年佐世保に入隊、昭和20年の終戦まで、海軍時代をおくられました。
海軍の水兵服姿にあこがれて、志願して入隊されたこと、現地でのこと
結婚は本人不在で小学生六年生の甥が代理をつとめて、式をあげたことなど・・
終戦でふるさとに戻ってからは、食料不足を補うため、唯惟、作物を作り続けたこと・・・
でも家族が増えるたび、家計が苦しくなり、ようやく就職されて、定年まで勤め上げたこと・・・などなど故人の思い出を語って下さる奥様、「今年で結婚65年でした。」 連れ添って65年の人生を歩まれたお二人に夫婦の絆を教えていただきました。
黒住教入信は、故人の育てのお母様が38歳で夫(故人の父)に先立たれて、
困難な時期、お姑さんから勧められて、信仰の道を入られたそうです。
それからは、心が明るくなり、信仰していてよかったと語ってくれたそうです。