神埼のお習字教室にて・・
きよ君と呼ばれている彼は、小学4年生。
私が、教え始めてから3年が経った。
いつも周囲を明るくしてくれる存在なのだ。
先日のこと。
自分の書いた字をみて、「先生、これすごくねえ。俺は天才だ。」と
言うので、「そうだね。そのまっすぐの線がいいよね。」
硬筆が昇級してくれたらいいのなあ・・と最近、感じているのだが、
きよ君は、いたって冷静である。「先生、俺は筆のほうが得意なんだよね。?」
と言っているのである。そうなんです。どうも小さい字より、大きく書く筆文字の
方が好きみたいです。
「あのね、お母さんがね。字がきれいになったねって、誉めてくれたんだよ。」
「お習字を習ってるおかげだわ。」って、おかあさんの物まねをしているきよ君。
保護者の方にそういっていただけると嬉しいですね。
そして、きよ君のように、自分のことを誉められるって、素敵です。
子どもたちの明るい素直な笑顔・・・宝物です。